東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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RPA(Robotic Process Automation)による業務自動化で生産性を高める!

2017-12-26 22:54:29 | 17期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局の水口(みなぐち)です。

今年も、残すところあと僅かとなりましたね。

今年を振り返ると、働き方の見直し、AIIoTの実用化など、さまざまなニュースがありました。
桶さんのブログにもIoTのことが触れられていますね!
あと、RPARobotic Process Automation)が台頭したことも大きなニュースの1つと思いますので、
今回は、RPAについて書きたいと思います。


RPAについて、一般社団法人日本RPA協会のWEBサイトでは、下記のように述べられています。
RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用した業務を代行・代替する取り組みである」


これを、具体的な例「メーカーA社が運送会社B社に、自社商品の配送を依頼するケース」で、考えてみたいと思います。与件と対策案は以下のとおりです。

【与件】
・メーカーA社は、自社のWEBサイトで自社商品aの注文を受けている。
・メーカーA社は、注文をエクセルファイルで管理している。
・メーカーA社は、自社商品aの注文が入ると、運送会社B社に依頼する。
・依頼方法は、運送会社B社のWEBサイトにある配送受付ページに、A社の担当者が
 
送り元、送り先、配送日時などの注文情報を、エクセルファイルを見ながら手入力する。
・メーカーA社は、繁忙期には作業者を増員したり、現有人材を残業で対応させている。

エクセルとWEBサイトは別システムであり、お金をかけてシステム化するほどでもないので、エクセルで管理していた商品aの注文情報を、運送会社BのWEBサイトの配送受付ページを開いて、1つ1つ手入力(コピー&ペースト)しています。このような定例業務で労力のかかる作業は、多くの企業で行われているのではないかと思います。


RPAを活用した対策案】

RPAに定例業務のフローや作業内容を設定し、RPAを活用することで、手作業で行っている定例的な業務については、業務の自動化を図ることができます。その結果、人手よりもミスなく迅速に作業できるようになります。また、繁忙期にパートさんを雇用したり、作業員の残業で対応したりしていた場合、それも必要がなくなるかもしれません。

RPAに設定する業務フローや作業の設定の仕方にノウハウが必要だったり、業務ごとにRPAを作っていったときにそれが増えた場合の管理方法の確立をどうするかなど、まだ多くの課題があるようですが、労働力人口が減少している今日、業務の自動化を可能とし、労働力を補完するRPAの果たす役割は益々大きくなってくると考えています


一般社団法人日本RPA協会によりますと、人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital Labor)として、2025年までに全世界で1億人以上の知的労働者、もしくは1/3の仕事がRPAに置き換わると言われています。


今年は、業務自動化の展示会やカンファレンスに何度か参加して研鑽に励んでいる身ですが、引き続き、AIや業務自動化の動向を注視していきます!
今後、無駄なコストを減らし、利益を高める業務改善コンサルに役立てていきたいと考えています。

【参考WEBサイト 一般社団法人日本RPA協会 http://rpa-japan.com/


・・・ということで、今回のブログが、私が書く本年最後のブログとなります。


今年1年大変お世話になりました! 皆
さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。

事務局 水口淳一郎(16期生)

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ビッグサイトにでかけよう

2017-12-25 09:00:00 | 17期生のブログリレー

17期の 桶 哲治です。

今日はクリスマスですね。皆さん素敵なクリスマスイブをすごされたことと思います。私ですか?もうクリスマスイブなどはどうでもいい年齢になってしまいました。

 ところで、先日東京ビッグサイトで開催された「計測展2017 IoTで未来を拓くものづくり新時代」を見学してきました。「国際ロボット展」と同時開催され、東ホールがロボット展、西ホールが計測展と、人気の展示会とあって、行きのゆりかもめは相当混んでいました。ここ2年くらい、特にここ1年はIoTが注目されている思われます。補助金も出るようですし、世の中がIoTに向かっているといった感じが伝わってきました。

 皆さんはビッグサイト等の展示場にはどのくらいの頻度で出掛けていますか。私は、昔の東京国際見本市会場、通称晴海会場(だったと思います)と呼ばれた時代から、毎年少なくとも1回、多いときは7,8回出掛けています。古い人はご存じと思いますが、昔の晴海会場に行くには、日の出桟橋(竹芝だったかも)から船で行くか、東京八重洲からバスで行くしか交通手段がありませんでした。八重洲口のバス乗り場には長蛇の列が出来ていたのを思い出します。船はチョット不便でしたが、混まないのと風情があったのでたまに乗ってました。今も出ていますので、私はたまに乗っております。今は、ゆりかもめと地下鉄があるので、とても便利になりましたね。

 ビッグサイトに毎年5,6回は出掛けており、自分では多いほうだと思います。特にここ数年は、7,8回と多くなっています。会社に勤務していたころは、色んな情報が色んな会社から入ってきましたが、その情報は?のものも多く、特に私が勤務していた小さな会社では入ってくる情報はたかが知れています。そこでビッグサイトに積極的に出掛けて行かないと最新の技術情報が得られないと思っておりました。もちろんビッグサイトに出展している会社の情報は、会社のイメージアップのための情報もありましたが。

診断士になると会社勤務のように周りから色んな情報が入る機会が減ると思われたので、積極的に情報を集めることにしました。インターネットだけでは分からないものが、実物を見ることが出来るとともに、説明員から疑問点を直接聞くことが出来ます。暇そうな説明員をつかまえて。15分以上も話すこともしょっちゅうです。直接聞いた話は、プレゼンで使うと説得力が出てきますので、良いですよね。

 また、ビッグサイトに行くと、各企業のブースを比較しながら見るのも良い勉強になります。展示のやり方や、説明員の配置、コンパニオンの活用方法など、マーケティングの勉強にも良いかと思います。カタログを入れる不織布のバッグのデザインも昔よりは洗練されてきたように感じます。ビッグサイトに行く人がほぼ毎年増やし今では年間1500万人にもなるのは、こうしたメリットが理解されて来ているのではないでしょうか。最近は中国をはじめ多くの外国人を迎えていることも大きいでしょうね。

皆さんも、もちろん何度も見学されているとは思いますが、診断士の立場で見るとまた違って見えてくるのではないでしょうか。

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どんなことでも、事前準備はやっぱり大切!

2017-12-24 17:34:02 | 17期生のブログリレー

「稼プロ!」サポーターの武井です。

毎月の第4土曜日の昨日が「稼プロ!」の講義日ですが、
例年12月の「稼プロ!」講義はお休みとなります。
次回の講義は1月20日(土)、前回講義の11月から約2ヶ月空きます。

1月は【診る】実務診断です。
午前はヒアリングに向けての事前講義、午後には診断先企業様にてヒアリングとなります。

今年はカレンダーの関係もあり、1月5日に仕事始め、
その後、成人の日がはいった3連休があり、1月20日(土)の講義日となります。
(新年会などがあったら・・・本当にあっという間に講義日となりそうですね)

何事も「事前準備」が大切ということを実感している17期生の皆様は
これから年末年始の迎える2週間も、時間をみつけて、きっと次への準備をしていることでしょう。

私もこの連休は「次への準備」
つまり、年越しを迎えるための大掃除をコツコツやっていました (^_^;)

残念ながら、わが家は家族総出で大掃除という習慣がなく、
私が隙間時間を見つけて少しずつやっていくのが慣例となっています。
(できないところなどは、お休みの日に主人にお願いするというパターンです)

昨日と今日は窓とカーテン。(これだけで大掃除をやっている感になる)

今年は、事前準備を怠ってしまったので、
掃除をはじめてから、「あれがなかった!?」となり、タイムロスが発生となりました。
こういう時に限って、いろいろ重なるんです。

本当なら、このブログももう少し早く書き上げて、
夕飯の支度も早くに取り掛かる予定だったのに・・・(すっかり言い訳)

忙しい日々をしっかりきっちりこなしていくため、
タイムロスを発生しないため、その時間を有効に使うため、
いろんなことを考えても、事前準備はやっぱり大切!なんですね。

そんなことを感じた1日でした。
それでは、みなさま、よいクリスマスを♪

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偶然の出会い? or 必然の出会い?

2017-12-23 10:00:00 | 17期生のブログリレー

こんにちは。稼!プロ17期の小口です。

今回は「セレンディピティ」についてのお話をしたいと思います。

先日受講したある著名な先生の講義中にでてきた言葉です。ご存知の方も多いかもしれませんが、意味は「偶然に思いがけない幸運な発見をする能力、またはその能力を行使すること」です。その先生の講義では「発想をスパークさせる」という文脈で出てきました。

その先生は、現代のインターネット社会においてはこの能力を養うための「偶然の出会い」をすることは難しい、と言われ、その理由のひとつとして、アマゾン等のネットショッピングサイトの存在をあげていました。皆さんもご経験があると思いますが、ネットショッピングサイトでは、書籍等購買の際、過去の購買傾向から「おすすめ」を提示してくれます。確かに、タイトルや著者からは興味をそそられるものばかり。私も乗せられてついつい大人買いをしてしまいます。再び訪れると同じ事の繰り返しで、結局同じような本しか読んでいないことにしばらくたってから気づきます。これは、本との「必然の出会い」ですね。他にも、多くの購買サイトで同様の機能により日々「必然」が創造されています。また、日常業務での問題解決に際して、ネットを駆使し他社事例や、既存モデル、理論を引用する仕事スタイルも「必然」の創造と言えるかもしれません。

この状況をいかに考えるのか?

確かに、企業の立場に立てば、消費者の購買を誘導するためにBIG DATA等を活用し、多くの「必然」を生み出すのが成功のKeyとなっています。それで消費者も気持ちよく買い物ができるのであれば、社会全体としても生産性の髙い状況が生み出されていると言えます。仕事も、昔に比べればネット活用により、はるかに生産性は向上しています。しかし一方で、企業内では「イノベーション」がKeywordであるのも然り。社員には「発想をスパーク」することが求められています。「必然」の中にどっぷりつかって暮らしていては、新たなる発想を生み出すのは難しそうです。私も会社部内にイノベーティブな発想を促すための取り組みを仕掛ける人間として、この先生の問題提起は、はっとさせられるものでした。

では現代社会で「セレンディピティ」を養うには? 偶然の出会い、発見を行うためには?うーん、難しい課題ですね。時間をかけて考えてみます。まずはこの週末、大きめの本屋内を、目的を持たず「偶然の出会い」を求め徘徊することから始めようかなと思うところです。

皆さんは、偶然の出会い、発見のためにされていることは何かありますか?

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宇宙ビジネス!

2017-12-22 09:55:44 | 17期生のブログリレー

皆さんこんにちは!稼プロ!17期の渡邉大輔と申します。

今更ながら口座に眠っている預金を何とかしたいなと思って投資について調べ始めました。今後発展しそうなビジネスって何だろうなと考えて思いついたのが「宇宙ビジネス」です。単純ですみません…笑。本当に単なる思い付きなので投資するかはまだわかりませんが、簡単に調べた事をつづります。

宇宙ビジネスと聞いて真っ先に私が思いついたのは宇宙旅行でした。ビジネスの市場としてはまだまだの様ですが、近いうちに宇宙旅行が身近になる事は期待したいなと思います。

中でも面白いなと思ったのは、PayPalやテスラ・モーターズの創始者のイーロン・マスク氏が手掛けるスペースX社の構想で、ロケットを地球上の輸送手段にしようとしている様です。実現すれば東京―ニューヨーク間の移動時間が37分!夢の様ですね。宇宙ビジネスの主流

現在の宇宙ビジネスの主流は「衛星ビジネス」です。人工衛星の打ち上げにより収集される様々なデータが日常生活で活用されています。気象衛星、放送衛星、測位衛星等いくつか種類があります。

現在は半導体技術の進歩により低コストでのロケットの打ち上げが可能になってきており、ベンチャー企業が続々と台頭してきています。海外では宇宙ビジネスを手掛けるベンチャーが続々と台頭してきています。米国企業が一番進んでおり、先述のスペースX社に加え、アマゾン・ドット・コムCEOのジェフ・ベゾス氏のブルーオリジン社が有人ロケット開発を行っています。

日本でも堀江貴文氏が手掛けるインターステラテクノロジズ社が17年7月に民間で初めてロケットの打ち上げに挑戦しました。「目的地に到達するための手段ならフェラーリでなくスーパーカブで十分」という考えのもと、世界最低性能ロケットの開発を進めている様です。残念ながら7月の打ち上げは失敗に終わってしまいましたが、再チャレンジに向けて準備が進められているようです。クラウドファンディングで出資を募り、出資者には「発射ボタンを押す権利」が付与されたりと、面白い試みがなされています。

一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構が運営する「宇宙ビジネスコート」という宇宙ビジネスの相談窓口もできています。この様な所にも中小企業診断士が専門家として活躍できる様になるのかもしれません(既にいらっしゃるかもしれませんが)。「宇宙ビジネス専門中小企業診断士」という肩書を想像してみたら格好良すぎで憧れてきました笑。

今回はこの辺で。皆様良い年をお迎えください。

 

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