独立前にやっておいてよかった事

みなさんこんにちは。事務局の姫田です。

今回は「独立前にやっておいてよかった事」についてお話ししたいと思います。一番はもちろん「稼プロ！」で学んだ事ですが、それ以外で思うことがたくさんあります。企業内で様々な活動をしましたが、独立前に一番やっておいて良かった事、それは私の場合、補助金や国の施策（経営力向上計画）申請の支援、つまり「事業計画の策定支援」です。

企業内で「ものづくり補助金」、「小規模事業者持続化補助金」、「経営力向上計画」、「IT導入支援事業」など、様々な計画策定の支援をさせていただきました。そのほとんどは先輩のお手伝い、先輩のフォローやご紹介です。これらの支援活動をすると、まず「書く」事に抵抗が無くなります。また、審査する方に「わかりやすく、伝わりやすい」文章を書く癖がつきます（本当に伝わっていると良いのですが…）。そして、事業者様に対するヒアリング力が高まります（事業者様に寄り添う姿勢が身につきます）。

私の場合ですが、独立すると専門家派遣業務や経営改善の計画づくりの仕事が多い。専門家派遣でも、支援機関（保証協会や金融機関の方）から成果物が、規定の報告書以外で求められます。その際に違和感なく、5〜６枚程度の診断報告書が短時間で作れるようになります。また経営改善の計画書では、ヒアリングの能力や金融機関の方に納得していただける報告書が必要です。大変ではありますが、あまり時間をかけすぎる事なく計画書を仕上げることができるようになったと思います。まだまだ勉強中ではありますが、相手はプロだと思っていますので、最低限のスキルは高めておく必要があります。

もちろん補助金自体に関する事業者からのニーズは多く、訓練の意味でも企業内で件数をこなしておく事は大事だと思います。チャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。

他にもホームページを作っておく事、人前で話す機会を意図的に増やしておく事、などいろいろ考えるところがあるのですが、それはまた次の機会に！