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聞き手にやさしい話し方を身につけたい

2019-09-06 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは!19期生の土佐林です。

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。私の近況について、報告致します。お盆休みが終わり9月になりました。会社内では、年末に企業が配るカレンダーや手帳、クリスマスカードの社内申し込みが始まり、数えると2019年度は残り4ケ月を切りました!!!去年の今頃を振り返ると、2次試験の勉強と私の大好きな広島カープの優勝争いとの葛藤の中で勉強していたのを思い出します。今年は、診断士のマスターコースや研究会、支部活動、受験生支援団体での活動、実務従事等、中小企業診断士の試験合格前と試験合格後で生活は大きく変わりました。出会う人の量、質が大きく変わり、充実した日々です。少しオーバーワーク気味なのでセーブしながら進めていますが、1ケ月過ぎるのがものすごく早いなと、思いながらこのブログ記事を書いています。

今日は、「聞き手にやさしい話し方を身につけたい」というテーマで書きたいと思います。

つい最近経験したことを皆さんと共有できればと思います。

1.講師業で受けた指摘事項

とある研究会で、地方自治体の研修採用担当者向け講師紹介会に参加する機会がありました。講師経験は全くなく、漠然と中小企業診断士ならば、講師業だろうという考えで飛び込みました。テーマにのっとり研修カリキュラムを作成したのですが、リハーサルの際に、カリキュラムの構成、スライドの作成の仕方など、プロの方にたくさん指摘をいただき良い勉強の機会になりました。その中で、1番印象に残っているのが、「土佐林くんの説明は聞き手にやさしくない」という指摘が印象に残っています。私の自己紹介の際に、機械の商社の概要を説明したときのことです。機械と言っても色々な機械があります。エアコンやパソコンも機械ですが、聞き手の方にどのようなイメージか伝わる説明ができてなかったです。それ以外にも、普段業界で使用している用語を説明なく使用してしまいました。他の業界の方と触れることでいかに自分が特殊な業界にいることを実感し、また、業界を知らない聞き手への配慮が欠けた説明をしていたと感じました。普段の業界でも実はこういう場面があったのでは、と気づかされました。

 2.懇親会のお店予約

居酒屋に電話でお店を予約する時のことです。とある会合では、懇親会を定期的に開催しており、懇親会担当者は毎回違いました。今回ここでお話をするお店をAとします。1ケ月前に、Aというお店を仮で予約したのですが、1週間前にキャンセルしました。懇親会は、日曜日開催で、Aというお店は、本来日曜日は休業日でしたが、人数がいたこともあり、お店を開けてもらう約束でした。翌月に、私がAというお店に電話し、仮予約をしようとしたところ、店長からあまり協力したくない雰囲気のコメントがありました。経緯は、省略しますが、Aというお店の店長にとって、前月の予約は仮予約であり、キャンセルになる可能性が伝わっておらず、懇親会開催が確約の認識でした。最終的には、私がお店に直接出向き顔を突き合わせて話をし、誤解を与えたのをお詫びし、今後ともお店を利用したいことを伝えました。ここから私は、居酒屋の予約一つとっても、きちんと希望を伝えているだろうか、曖昧な話し方をしていないか、意識するようになりました。小さな出来事かもしれませんが、伝えることの難しさを学びました。

2つの経験から、聞き手にはどのように伝わるのか、聞き手はどのような情報をどれだけ持っているのか常に意識しようと思うようになりました。

今日は、「聞き手にやさしい話方を身につけたい」ということを書きました。前回のブログでは、「アウトプットの量が、インプットの質を決める」というテーマで書きましたが、そのアウトプットでの学びについて書きました。お読みいただきありがとうございました。

 土佐林 義孝

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (廣瀬達也)
2019-09-06 12:16:44
19期生 廣瀬です。

貴重な体験の共有ありがとうございます。
私自身を振り返っても「聞き手」の理解をどこまで理解できるか。意識しないと気持ちが回りません。
自分が発信側のとき、「いかに上手に発信するか」でいっぱいいっぱいとなり、「どう伝わるか」、「きちんと伝わるか」を忘れがちになります。そもそも、聞き手は「聞きたい」と思っているのか?という点も気にしないといけなさそうな気もします。
Unknown (森(宏))
2019-09-07 17:46:11
「やさしい話し方」、永遠のテーマですね。
行政の手続関係の説明なんかだと、わかりやすく伝えようと思えば例外は省略して簡易説明で済ませばいいのですが、例外が怖いので漏らさず伝えることも必要で、そうすると「ただし〜」という長ったらしい話になって余計わかりにくくなる、ということはよくあります。どうしたらいいのか、未だ最善の方法はわかりません。
Unknown (鴨志田)
2019-09-08 14:48:40
聞き手に優しい伝え方
1つ目は、聞き手への配慮(聞き手へ寄り添う気持ち)
2つ目は、言葉の表現力があると思います。
3つ目は、声の力だと思います。
そして、これらを生み出すのが、聞き手に伝えたいという話し手の思いではないでしょうか?
聞き手にストレスを与えない話し方、私も意識していきたいです。

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