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大学の中に居酒屋が出来た!

2024-05-13 12:00:00 | 23期生のブログリレー

稼プロ22期生の塩谷です。
本日は、「大学の中に居酒屋が出来た!」というテーマで投稿させていただきます。
先日、朝のラジオを聞いていると「今年3月、日本で初めて大学のキャンパス内に居酒屋がオープンしたとのこと。それが長崎大学内にできた〇〇というお店。学生さんは気軽に寄れるし、多くの仲間との思い出ができそうですね」とパーソナリティの方もコメントしていました。確かに学食でアルコールを提供しているのを聞いたことはありますが、敷地内に外部の居酒屋が出店したとは聞いたことがなく、私はラジオを聞きながら、経営者は良いところに目をつけたと感じました。

他に大学内の居酒屋がないかネットで調べてみると、東京大学、慶応大学、首都大学東京、中央大学、九州大学にもありそうな記事が出てきました。このコラムをお読みいただいている方の中にも、これらのお店を利用された方もいるかもしれません。ただ、よくよく読むと、東京大学であれば70年続く“食堂”や、慶応大学は街中でも有名な“Bar”、首都大学東京は夏にはビアガーデンをやる“フランス料理屋”、中央大学は握りずしも食べられる有名な“学食”、九州大学は生協”食堂”といった具合に街中にある居酒屋とは違いそうです。でも、こうなってくると気になるのは“居酒屋”の定義。

ウィキペディアでは「酒類とそれに伴う料理を提供する飲食店で、日本式の飲み屋」、goo辞書では「(昔、酒屋の店先で飲む酒を居酒といったことから)店内にテーブル席、小座敷などを用意し、酒と食べ物を出す店。酒は日本酒を主に、ビール・焼酎など。食べ物はつまみ程度からかなり凝った料理まで、店によりいろいろ」とあります。要はお酒を飲んでもらうことを主目的とした日本式飲み屋?といったところでしょうか。そういった意味では、日本で初めてというラジオの情報も誤った情報ではないようです…。

この情報を聞いた瞬間は流行ると考えましたが、この情報だけでは判断できませんよね。一瞬、学生が沢山集まり、お酒を飲む学生も多数存在するはずなので、単純に繁盛すると考えましたが、今、研究している「バリューエンジニアリング(以下VE)を使った居酒屋分析」ではそれでは事足りないことは明らかになっています。

ここから先の解説を始めると長くなってしまうので、ここでは割愛しますが、やはり居酒屋は美味しいお酒とつまみを提供し、来るお客さまに楽しんでもらう場所。これを実現するためには多くの機能が必要となります。すべての機能が◎である必要はありませんが、いくつかの機能は欠けてはいけません。その絶対に欠けてはいけない機能が揃っているかは、オーナーに会い、現地にいってみないと分からないということになります。本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

コメント (4)
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