皆様、梅雨に入りいよいよ枝豆が美味しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
15期生の田本秀行です。
ソユーズは、宇宙ステーションISS(International Space Station)を往復する宇宙船です。今回は日本人の宇宙飛行士である大西卓哉さんがクルーとして乗り込み、ISSに長期滞在するということで話題になっています。
七夕に打ち上げとは粋な計らいなどと思いましたが、非公式情報によるとシステムの不具合で再調整中とのこと。システム開発に携わっている身としては、今、現場はすごいプレッシャーの中で時間と闘いながら対応しているんだろうなと、その過酷さを勝手に想像したりしています。
滞在期間4か月間に様々なミッションが予定されているとのこと。どんなことやるんだろうと思い、ググってみました。<http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/onishi/material/>
こちらのプレスキットを読みましたが大変面白いです!皆様もぜひご覧ください。マウスが宇宙環境にどれだけ適用するかを観察、高品質タンパク質結晶を生成といった実験から、無重力が与える人体への影響を調査、天体観測関係など、どれも、実に興味深いです。そして、大西さんが発信しているブログもあります。<https://plus.google.com/101922061219949719231>
プレスキットとブログを併せて読むと、地上にいる間から、いかに訓練と検査を繰り返して、宇宙での活動に向けて周到な準備をしているかがよくわかります。訓練に関しては、様々な機器の手順書を読みながら使い方を覚え、その上で、想定されるあらゆる異常シナリオを事前にシミュレーションして、どう対応していくかを繰り返しています。トイレの使い方も難しいそうで、猛特訓?されています。検査に関しては、宇宙での人体への影響を調べるには、地上での基礎データが必要なため、宇宙滞在の前後、数年にわたる長期間の検査や測定が続くとのことです。
ミッションの中で私にとって特に印象深いのが、10kg程度の小衛星の放出です。JAXAが扱うのはさすがに宇宙航空関連の研究開発系のものに限られ、有償枠と無償枠とあるようです。スペースシャトルが引退した後、委託されたアメリカの民間企業SpaceX社が破格の値段でのサービス実現を掲げて取り組んでいますし、日本のベンチャー、アクセルスペース社が秋葉原で部品を調達して超破格の小衛星を作る事業を始めています。ということは、そろそろ近いうちに、誰もがマイ衛星で地球のどこかを宇宙からピンポイントで監視することができるようになるのです(ここにも要注目のIoTです!)。
本当は、生きているうちに宇宙旅行したいと思っています。ですが、さすがにその野望の実現はマイ衛星でのバーチャルリアリティー止まりになってしまう公算が大です。現在、NASAのオライオン計画、SpaceX社のドラゴンが火星を目指しているとのことですが、果たして一般人が地球を飛び出せるのはいつのことでしょうか。そんなことに久しぶりに思いを馳せつつ、大西さん搭乗のソユーズ打ち上げ成功、ISSミッション達成、そして何より関係者のご無事を祈ります。
ありがとうございます。弊宅の近所にJAXAがあります、見学できますので、是非。
宇宙飛行士のある方、
家内は、小学校時代に氏と一緒に学級委員したと、プチ自慢でした。
ということで、次回の20分スピーチは 宇宙ビジネスネタで、お願いします。
昨年秋に、行ってきました。
結構楽しめますよ。秋の筑波は、紅葉も素晴らしいです。
15期生の同窓会を筑波でしましょう。
呼んでくださいね。