皆さん、こんにちは!
22期生の稲吉勝範です
本日は「メモ」についてです。
皆さんはメモを取る時、何を使っていますか?
・紙とペン?
・パソコン?
私は、「紙とペン派」です。以前はパソコンでメモを取っていましたが、
最近は意識的に、紙とペンです。その理由は脳です。
実は、パソコンを使ってメモをとると脳があまり鍛えられないようです。
脳は一定のストレスが何度もかかると鍛えられます。
紙とペンでメモを取ると、一定のストレスが脳にかかります。
体と一緒ですね。重いものを何度も持ち上げると筋力がアップしますよね。
どのようなストレスがかかるか説明します。
■まず、「紙とペン」についてです。
人の話を聞いて、紙にメモをするには4つのステップがあります。
ステップ1:話を聞く
ステップ2:話の内容を理解する
ステップ3:話の内容を短い文章にまとめる
ステップ4:短い文章を紙に書く
「ステップ2」で「論点を整理する思考」を働かせ
「ステップ3」で「本質も見抜く思考」を働かせることで、脳にストレスがかかります。
■一方、パソコンを使うと、どうなるでしょうか。
ステップ1:話を聞く
ステップ2:話の内容をそのまま打ち込む
の2ステップです。
これは、しゃべるスピードとパソコンに打ち込む時間が近いからです。
「ステップ1」⇒「ステップ2」が非常に短時間なので、思考を働かせている時間がありません。
つまり、脳にストレスがかかりません。
パソコンを使うと、コピペや転送しやすい等の様々なメリットがありますが、
思考脳を鍛えたい方、「紙とペン」でメモをとることをお勧めします。
以上です。
話それますが、会議中にPCで打ち込んでメモをとっている方は、多くの場合、入力作業に集中がいくようで理解度が気になります。議論に参加している感じがしないので、印象は良くない感じがしていました。議事録作成などの作業効率の面ではいいんでしょうが・・・。
工数も考えビジュアルシンキングを取り入れていますが、太陽を狙うことを忘れないようにしたいです。
最近2件取材を行ったのですが、その際は紙とペンを使用したので、ほんの少しだけは脳思考を鍛えられたかもしれません。
前回講義での3分プレゼンの評価シートでは、短い時間の中で言いたい事がうまく書けず、発表者にとって参考にならないものになってしまい反省しています。
「脳にもいいんだよ」と自分に言い聞かせて、普段からメモを積極的に書くことを心がけたいと思います。