皆さまこんにちは、23期生の須藤佳代です。
蒸し暑い日が続いていますね、いかがお過ごしでしょうか?
私は夏休みに入った息子たちとクワガタの世話をしています。
事務・会計の仕事をしておりますが、家族経営の小さな会社のため、生活の大半は家事育児という状況です。
ビジネス社会との繋がりは薄く、いわゆる狭い世界で生きています。
稼プロに入り、このような未熟者だからこそ、スポンジのように吸収する楽しさがあります。
その反面、ブログやミニプレゼンで、広く知識を持つ皆さまに何か価値あるものを提供できる自信はありません。
もちろん目的は「話す・聴く」スキル向上ですが、少しでも一人にでも「知らなかった!なるほど」と思っていただきたいです。
そこで、ほぼ「ビジネスパーソンではない」私だからこそ、発信できるものがあると考えます。
1冊の本を紹介します。
『父ではありませんが』(著:武田砂鉄 出版:集英社)
筆者は「父ではない」立場から、「周囲の発言」や「普通を強いる社会」などに対する不満をユーモラスに綴っています。
親・子・社会について「父親だから」だけではなく「ではない」人も議論してこそ、見えてくるものがあるのではないかという試みのようです。
「結婚していない」や「母ではない」人の語りはありますが、「父ではない」側からの語りは新しく、なるほど面白いなと感じる考え方があり、とても共感する思いもありました。
だれでも何かの経験者であると同時に、何かの未経験者です。
相手と異なる部分や共通する部分に触れることにより、自分の考えや価値観を再認識する、さらには新たな思いが生まれるのではないのでしょうか。
そして診断士という仕事も、「経営者ではない」立場だからこそ、埋もれていたものを発見し、寄り添いながらも冷静に提案することができるのだと思います。
異なる立場や相反する考えがある、という前提で、
面白いなと思っていただけるような発信を思索していきます。
何より、稼プロのブログや同期のプレゼンをとても楽しみにしています!
23期 須藤佳代