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自分を語ることの必要性

2014-12-08 18:04:14 | 講師田村からのメッセージ

仕事をするうえで、コミュニケーションは欠かせません。
社内のコミュニケーション、顧客とのコミュニケーション、協働する仲間とのコミュニケーション。

コミュニケーションがうまく行かないと、恐らく仕事もうまくはいかないでしょう。

コミュニケーションには、指示、連絡だけでなく、自分の考えや意見を相手に伝えることが求められます。

さて、そのときに心の底から本音が言えるでしょうか?

親しい友人同士であれば、多少間違ったことをや、相手の意に沿わないことを言っても、あまり問題ないでしょう。

しかし、仕事だけの付き合いの人に対して、同じように自分の本音や悩みを言えるでしょうか。

私自身もそうですが、あまり親しくない人に『なかなか本音を言うのは難しい』というのが正直なところではないでしょうか。

本音でのコミュニケーションをするには、まず相手がどんな人なのか、どのような嗜好や思考を持っているかなど、その相手のことを理解しなければいけません。

ところが、相手から『私はこんな人間です』と語ってくれる人は、そう多くありません。

そこで、まず自分から自分自身について相手に語ることが必要だと思っています。

「私はこんな考えを持っています」、「趣味は○○です」、「小さいころはこんな生活をしていました」、「好きなタレントは○○です」、「家族構成は○○です」、「今までこんな失敗をしてきました」など、自分自身をさらけ出して話しをするのです。

自分をさらけ出せば、おそらく相手も心を開いてくれるはずです。

人は、相手のことを知れば知るほど、その相手に好感を持つと言われます。

そして、相手に好感を持ち、心を開いたコミュニケーションができれば、お互いに本音での議論ができるようになります。
そうなれば、意見をぶつけ合ったり、悩みを共有したりして、いい方向に議論が進むようになるでしょう。

まずは「自分語り」をして、相手に自分自身のことを知ってもらう。
そしてみんなが自分をさらけ出せるようになれば、人間関係も良くなり、いい形でコミュニケーションを進めることができるのではないかと思っています。

コメント (3)
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