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年賀状

2014-12-27 13:34:55 | 14期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。三好康司です。
いよいよ、今年もあと5日となりましたね。

そういえば、まだ年賀状を書いていない、と考えていたら、そもそも年賀状っていつ頃からあるのか気になり調べてみました。

はっきりしたことは分からないものの、我が国では7世紀後半には「年賀の書状」が取り交わされていたようです。7世紀と言えば、646年大化の改新、672年壬申の乱、694年藤原京遷都といった時代です。

 「年賀の書状」が成り立つには「暦」と「紙と文字」の普及が不可欠ですが、日本に百済から中国式の暦が伝わったのは6世紀中頃、その暦が大和朝廷に正式採用されたのは7世紀初めです。また、漢字の伝来は紀元前後、紙が比較的容易に手に入るようになったのが、6世紀中頃と言われています。
7世紀中盤の大化の改新により、政治的な伝令書を届けるために畿内各所に駅馬を置く「飛駅使」制度が始まり、7世紀後半に貴族階級の中で、離れた人に「年賀の書状」を送る習慣が広まったようです。

戦後の昭和24年(1949年)には、「お年玉付き年賀はがき」が発売され、年賀状を送る習慣が一気に広まります。この「お年玉付き年賀はがき」は郵政省など官から出たアイデアでなく、京都在住の林正治氏(当時42歳)という民間人が「年賀状が戦前のように復活すれば、お互いの消息もわかり、うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」と考え、思いついたものです。

同氏は、自ら見本のはがきや宣伝用のポスターを作成し、郵政省に持ち込みます。
当初、郵政省の会議では「国民が困窮している時代に、送った相手に賞品が当たるなど、のんびりしたことを言っていられる状態ではない」との反論もあったようですが、紆余曲折を経て採用が決定、「お年玉付き年賀はがき」は発売と同時に大ヒットします。

 ちなみに、第1回の「お年玉付き年賀はがき」の賞品は、
  特等:ミシン
  1等:純毛洋服時
  2等:学童用グローブ
  3等:学童用こうもり傘
であったとか。

ということで、これから年賀状を書こうと思います(笑)

皆さん、今年一年大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

コメント (3)
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