皆様こんばんは。
本日3月21日は「3、2、1」が順序よく並ぶ日。
「催眠術の日」とされているようです。
申し遅れました、11期生小林です。
さて、最近テレビが1インチ1,000円になったとも言われています。
つい数年前まで「1インチ10,000円を切ったら買い」だと言われていたのに、値崩れは予想以上に進んでいます。
テレビの価格下落がここまで進んでいるのには、生産性が飛躍的に向上したこともありますが、製品の「コモディティ化」が主因だと思われます。
ご存じだとは思いますが、コモディティ化とは競争する商品間の差別化特性(機能、品質、ブランド力など)が失われ、主に価格あるいは量を判断基準に購買されるようになることです。
各社3D対応や高精細などコモディティ化を回避する戦略を探っているわけですが、オーバースペックな為でしょうか、消費者は大きな関心を示さず、発売してもすぐ値崩れしてしまっているようです。
テレビの例は極端ですが、製品や情報があふれかえる世の中、多くの製品・サービス分野でコモディティ化が進んでいます。
新しい製品・サービスが現れてもすぐに他社からよりハイスペックなものが出て、高機能競争が加速し、より安いものが現れ、そして価格が低下する。全てではないですがこういったサイクルが見られるように思います。
こういったコモディティ化した製品群の場合、機能面の訴求はあまり効果を発揮しないことになります。
例えば、
「天然水仕込み」 ・・・そんな商品沢山あるし
「Cがたっぷり」 ・・・ビタミンCが1000mgって、1gだけってこと、、、
「4倍速映像」 ・・・2倍速と違いがわからん、、
となってしまうわけです。
(今に始まったわけではありませんが)このような場合に用いられるのが情緒的な価値のプロモーションです。
どんなものがあるのかと、製品、企業のキャッチフレーズを調べてみました。
どこのキャッチフレーズかわかりますか?答えは⇒の右側をドラックしてください。
※本題と関係のないものも混じってます。
モノより思い出。 ⇒日産 セレナ
変われるって、ドキドキ。 ⇒トヨタ カローラ
「風呂の日」 君は何歳まで一緒に入ってくれるだろうか。 ⇒東京ガス
「キット、サクラサクよ。」 ⇒キットカット
「新家族シャンプー」 ⇒メリット
あたらしい自由。 ⇒AU
この道と語り、この星を想う。 ⇒レクサス
愛します!守ります!日本の海 ⇒海上保安庁
人生に、もっと輝きを。 ⇒メルセデス・ベンツ
世界はひとつずつ変えることができる ⇒フジフィルム
つくっているのは、希望です。 ⇒第一三共
こういった視点で見てみると昨今は情緒的な価値訴求が増えているように思えますよね。それにしても抽象的すぎてなんのキャッチフレーズなのか分かりません。
それでは、催眠術の日のせいか、急激な眠気に襲われてまいりましたので、この辺で。