伯母の死

ここ一週間ほど投稿が滞っておりました。。

5月17日、ホテルの着付けの仕事を終えた直後、伯母の訃報が入った。

午後3時59分９６歳の天寿を全うし永眠・・仕事の調整をし沖縄の名護へ飛んだ。

葬儀の後、告別式と一日がかりで（沖縄では告別式の後納骨）野辺送りを済ませた。

96歳の歴史のなか辛酸をなめたくましく生きた伯母、実家の母以上に私には辛辣に！

娘同様に接してくれた伯母でした。言葉とは裏腹の深い愛情・・伯母からすると

実家の姪は私一人なので何かとうるさく、私には注文が多かった。女性としての

躾ナド等・・今思えば有難く私の大切な宝箱のお一人でした。

穏やかないいお顔で旅立った伯母は、6男1女を世に送りだし、孫曾孫とすそのを広げ

亡くなった伯父と二人の商売は大成功を収め、地元ではつとに知られた存在でした。。

告別式には千人以上の方々が参列！幸せな人生の終わりかた・・

人が死んでゆくこと・・遺影の伯母が皆に微笑んでいるお顔が印象的でした。。

死ぬことは生きること・・家が繁栄し子供たちが社会人として立派な位置づけにいる証

親族の席で私は今日の日の出来事をしっかり胸に刻んだ・・



実家が誇りでいつも気にかけていた伯母・・私も年を重ね甥や姪が可愛いし将来が気にかかる

その気持ち今なら理解が出来るわ・・伯母も実家の弥栄をず～っと願っていたのだわねっ

時は残酷で我が家も父が47歳で旅立ち、兄がなくなり母が病に臥し・・人生の波が襲った・・

伯母が願っていた心を私は受け止めたいと思う・・


伯母様・・いい人生でしたね・・さようなら・そしてありがとう・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

銀座みゆき館劇場へ

銀座みゆき館劇場にて公演中の「霞晴れたら」の舞台を観てまいりました。

お母様共々お付き合いのある、女優白井真木さんの応援組として夫と二人で

楽しんで参りました。。舞台は明日が千秋楽！白井真木さん～ごめんなさい！！

ご案内するつもりが・・もしこのブログをご覧になっている方、都合がつく方是非！！

12時と17時の公演がありますのでよろしくお願いいたします。。

女性たちの病棟を舞台にした物語！それぞれの人生模様がみえ、何気ない日常を

考えさせられる舞台でした。白井さんはご本人の性格とは真逆なヒステリックなお役！

お嬢様の一面とは違いそれはそれでよかったわよっ～お写真でもおわかりですね！綺麗なお人です！


終了後は銀座「風月堂」にて夫と二人でお茶する。。今日は沖縄本土復帰記念日である。

故郷の沖縄が復帰して43年・・あれから43年かっ～～東京で結婚し銀座でお茶している今日・・

あの当時は思いもよらないこと・・というより思春期の少女は漠然とこれからどんな時代が

待っているのだろうと・・何も見えない世界に迷い込むような不安と期待感があった。。

43年後の私は美味しいケーキを前にあっという間の月日に感慨深いおもいで夫を見つめていた・・

古典着付け

昨日今日は真夏日！早くも熱中症で搬送とのニュースが流れた・・

昨日旭川から上京している友人曰く、まだまだ寒いのだと！南は台風が過ぎ

真夏日！長い列島4か月ほどの差があるのですね！！

着物を着る身としては年々暑さとの戦いです！今年はどのような暑さ対策を

したらいいのかしら？？保冷剤のほかに何かないかしら～誰か教えて～～



本日の着付けの一部をアップ！


終了後、引き着を衣裳たたみをしている場面での一コマ
引き着をたたんでいる方の両膝が着物の上に！！そばで見ていた方がわたくしに
あり得ないですよねっ！着物に足が乗っているなんて・・私もびっくりして見た！
確かに！何気にやっていることでもさすがに・・それは・・人のふり見てなんとやら・・
着付けはできても大切に扱う心遣いや所作ごとができてないのは・・
何事も終わった後の立ち振る舞い！気を抜かずですね。。
気持ちが一瞬引き締まる思いでした。

友あり遠方より来る

朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや・・北海道旭川から友人が上京！

新宿小田急ホテルセンチュリーサザンタワ―20階にある「トライベックス」で

ランチを楽しんだ。着付けの仕事で何度か二人で組んでご一緒した気の合ったK様

一年前突然に故郷の旭川に帰って行ったK様。人生のリセットを考えての事らしい・・

和裁師としての顔・花嫁の着付け・一般着付け・ヘアーメイク・かつら等など・・

式場やイベントの着付けや他・・なんでもござれで頑張っていた彼女でした。

決断をして田舎に帰ったものの、長年の東京生活は田舎に馴染めずうつうつとした

日々を過ごしたらしい・・やっと動きだしたとの事！将来の展望を聞かせてもらった。。

人は変化していくことはとても大切なこと！変わっていく自分をしっかり

受け止めていく時が来る・私も昔東京の生活にピリオドをうち、故郷に帰ったことがある。

違和感を感じ馴染めなかった心はずたずたになり・・居場所がないと思った時の

切なくやりきれない孤独感・・誰といても満たされなかった・・今となっては

追憶の彼方・・でもあの時の経験から学んだこともたくさんあったなぁ～～

行動力とお人柄のいいK様　　あなたなら大丈夫！！

古典着付け・引き着

土・日曜日の着付けの仕事を終えると一週間が終わった～とホットするのである。

土曜日は午前中で終わったので、しばらく休んでいた習い事にも行けたし、また

しばらくお目にかかれなかった知人と、その人を通して親しくなったH様と三人で

楽しい茶話会のひと時もあり～～のでいい締めくくりの週でした。。


アップできずにいた金曜日の古典着付けの講習会のことを記します。

古典着付けの師、T先生と引き着と柳結びを二人一組で２０人ほどの受講生の

着付けをチェックしながらいろいろアドバイスをさせていただきました。

写真は受講生による着付けをアップ！踊り関係のその方は近々着付けがあるため

必死にお稽古されてましが、引き着のコツがいまいちつかめないと・・

私もそうでした・・引き着はとにかく何度でもやること！一回で決めるのは

なかなか難しいことですが、ある時手がおぼえる瞬間がありますので頑張ることですね。。

引き着と帯の形をまずは頭に入れてその格好をイメージできるようにすると補正もしっかり

できてきますし、普通の着付けには出ないような色気が出てまいります。。。