連休の間いろんなジャンルの本を乱読!本来は家でのんびりすることが好きな私ですが
日頃はなぜでしょう・そうさせてはくれませんで・・家事の合間の読書はいいわっ~~
二日間で読了した「幸福に死ぬための哲学 池田晶子の言葉」池田晶子著
「幻の女」香納諒一著この2冊はお薦めです!!
「幸福に死ぬための哲学 池田晶子の言葉」の一文
わかる力は愛である・・「わかろう」という意志、これは何か。言うまでもない
優しさである。わからないものをわかろう、自分ではいな他人をわかろう、この想像的
努力のまたの名は、ほかでもない愛である。愛のない人にはわからない、愛のない人が
わかっている以上のことをわかることはあり得ない。なぜなら最初からわかる気がない
からである。わかる気のない人に、なぜわかるわけがあるか。愛してないものを、なぜ
わかる気になれるか。わかる力は愛である。えてして人は気づいていない、真の知力とは
愛するちからであることを。
私は池田晶子氏の本に出合って言葉にいのちを吹き込むことを感じた。。
辛かった30代にこの本に出合いたかったな~あの時もっと大人になれていたら違う
人生があったのかも・・・人生に後悔したことを強く思い出させてくれた本かな・・
「幻の女」香納諒一著・文庫本でもかなり厚みがあり読み応えがありました。。
自分の前から突然に消えた恋人と再会、そして直後に彼女が殺害される。
その謎から明らかになっていく出来事を描いているハードボイルド小説!!
わくわくドキドキでページをめくる・・最後の4ページは泣けました・・
過去は決して消え去りはせず、少しずつ遠ざかってゆくだけだ・・最後の言葉は
切ないまでに重いものを背負った男と女の物語にふっとため息がでた。。