実家の前、通りの新緑が眩しい・・束の間の晴れ間
沖縄より戻ってまいりました。ご当地では今頃を「うりずんの季節」と言います。
(うりずんとは沖縄の方言で2月下旬~4月下旬の季節で
南風や日差しが心地よいさわやかな初夏を指す言葉)
滞在中は一日だけお天気がよくあとはず~っと雨・・潤った新緑もいいのですが
久しぶりの介護はお掃除とお洗濯に明けくれるので大変でした!
今回は弟や夫も滞在してくれたので母の機嫌がすこぶる良く、いつものように
困らせることなく、夜中おこされることなく、乱暴な言葉や行動がなく助かりました。
病院の付き添いも夫に頼んだら、トイレに行くことも無くぜんぜん手が掛からなかったらしいの!
私だと毎度大変なのですが・・どういうことなの?弟がいるときはいつも学生時代の野球の
メンバーが我が家に押し寄せ飲み会があるのですが、それにもしばらく椅子にちょこんと
座っているの!前回と様子が全く違うのである・・親戚の来訪も再々あり賑やかな日々に
日頃の寂しさを埋めるかのように、母が饒舌になり(時折かみ合わないことも!)
顔色もすこぶるいいのである・・年寄りの孤独は、誰も相手にしてくれない事が老いを
加速させるのだろう・・私達が帰った後の淋しさは母を又孤独な時間に一人置き去りに
させてしまうかと思うと切なく、久しぶりに心通い、少し悲しくやさしい時を過ごした。
今回の滞在は、これから先母がもし寝たっきりになったら・・覚悟という言葉がよぎる。。
人生の宿題があといくつあるのだろうか・・・母の介護は十年に及ぶ・・