薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

フリーター消費。

2005年08月11日 20時18分09秒 | Weblog。
7/20の日経流通新聞で記事になっていたもの。
正社員とフリーターの比較がいろんな視点で載っていた。
よく利用するお店・ひと月の衣料費・ひと月に使える金額・貯金額・衣料品をよく購入するのは?・ひと月の娯楽関連費と娯楽関連で出費が多い費用の内訳・平日の昼食、夕食はどこで食べるのか?など。
興味深いのは「娯楽関連の出費」です。
正社員での内訳でおおいのは「友人などとの飲食63.2%」「雑誌購入37.0%」などに対し、フリーターは「書籍購入40.0%」「CD購入24.3%」など。
よく利用するお店も、正社員は「百貨店26.7%」「居酒屋42.9%」に対し、フリーターは「100円ショップ45%」「ビデオレンタル36.9%」となっていた。

フリーターの平均月収は12万6千円弱。それに対して正社員の平均月収は20万7千円ほど。かなりの金額が違う。しかし、食事は自炊しているフリーターが多く、生活必需品も安いお店で済ませ、少ない収入のなかから捻出したお金を、音楽CDやインターネット、ゲーム、コンサート、観劇などの趣味に費やす利用割合がフリーターが正社員より上回っていた。

わたしも26才くらいまで喫茶店を点々とフリーターとして暮らしていたことを思い出した。
お店をするということを夢見て、いろんなお店を見ておきたいという考えと、正社員となることに縛られたくないという考えからです。
フリーターという響きがよくなく、イメージだけだと「いいかげん」という捉え方をする人もいるとは思いますが、今のフリーターは正社員と同じレベルの仕事量と責任を負わせられる。しかし、労働は完全に時間給で、手当やボーナスなどはあるはずもない。
しかし、パートにボーナスをだすなど非正社員の待遇に改善の動きを見せる企業も出てきている。
所得が高くなれば、正社員より消費性向が高いフリーターはむしろ消費の使い手になる可能性
もあるあと述べている。

でもわたしがよく行くお店は「100円均一」や「DVDレンタルショップ」などで、フリーターがよく利用するところと同じ。昔も今も変わってないような気が・・・。