寒さも峠をこえて、春の兆しを感じるこのごろです。うちの梅もやっと咲き始めました。
さて、発表会が終わり、学年末へとあわただしく過ごされていることと思います。今年は、うちの生徒さんに受験生はいないので、その季節になっていることに気づいていませんでした。先日アドリブピアノの勉強会に来られている先生が娘さんの大学受験のことを言われていて、そうか、そんな季節なんだなーと、気がついた次第です。センター試験の時が、ブラバンコンサートでした。私の方は、下の娘が就職もほぼ決まり、卒業演奏会、修了演奏会、とあり、上の娘は、あと一年、学生ですが、個展などもしていて、ほっとしているところです。
あまり、手がかからなくなり、自分たちでいろいろなことを決めてやっているので、びっくりすることもあります。考えてみると、私は、与えられたことをしてきた気もします。20歳で初めてコンサートをさせてもらいましたが、そのときも、楽器店の社長さんが企画とか全部してくれたので、自分はただ演奏しただけです。
22歳の時に大学院の同級生と企画した、オーケストラとピアノのコンサートが対外的に自分たちでやった
初コンサートです。お金のために、バイトとしての音楽はしていましたが、そうではない、表現としての音楽はほんとに難しい。今でも探し続けているものです。
2月12日に下の娘のサックスの伴奏で演奏会に出ました。自分にとっては新曲で現代曲で難しかったけど、どうにか弾くことができて、すごく勉強になりました。純粋に音楽したという感じです。そのような感覚を忘れないようにしようと思いました。 奥野かおり
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