una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

長ぁ~い1日 ~遅ランチ編~

2013年06月10日 | 美味しいこと
さすがに11時から2時までお稽古すると、腹ぺこっ。
新宿御苑沿いの通りを新宿方面に歩いたところにあったお蕎麦やさんで、
kaoとかっさまは、旨辛親子南蛮そばを、

旨辛親子南蛮そば


Y姫は揚げ餅おろしそばをいただきましたー。

揚げ餅おろしそば


お腹がいっぱいになりましたー。

長ぁ~い1日 ~お稽古、廻り花之式編~

2013年06月10日 | お茶のこと
茶通箱のお稽古のあとは、途中から午後の部のCiさまとSママさんも参加して、みなさんで廻り花之式をしました。
楽しかった~。

花台にお花



亭主:かっさま、正客:Ciさま、次客:Sママさん、三客:kao、詰:Y姫
かっさまのどうぞお花をのかけ声(笑)で正客のCiさまから順番に花台からお花を選んで、花づもりして、花入れに入れていくのですが、廻り花の特徴は、次の客が花を入れるとき、前の客の花を抜くんです。
その無礼の許しを請うために、前の客が花を入れて席に戻ってくると、次の客はお花抜きますと、あげ礼をします。
Ciさまは、錦糸梅と露草を

Ciさん


Sママさんは、春咲秋明菊と縞芦を

Sさん


kaoは下野とアスチルベを

kao


Y姫は紫露草を

姫


かっさまは姫百合を入れました。

かっさま



初めての廻り花のお稽古でしたが、みんな笑顔で和気藹々、とっても楽しいお稽古になりました。
お花はいいですねぇ~。

長ぁ~い1日 ~お稽古、茶通箱編~

2013年06月10日 | お茶のこと
今日のお稽古、午前の部のメンバーは、いわゆるAチーム(kao、かっさま、Y姫)、別名わるだくみトリオ。

お稽古


気心しれたメンバーで、まずは茶通箱のお稽古を見ていただきました。
茶通箱テイク1、亭主:姫、正客:かっさま、詰:kao
茶通箱テイク2、亭主:kao、正客:姫、詰:かっさま
茶通箱テイク3、亭主:かっさま、正客:kao、次客:Ciさま、詰:姫、という具合。
茶通箱は、亭主と客で、お茶の所望をしたり、拝見をお願いしたり、茶碗とお道具を入れ替えたりと、客だからといってぼーっとしてはいられません。
今日は、すべての役割をお稽古していただいたので、全体の流れを役割ごとに確認することができた、中身の濃いぃ~お稽古となりました。

お点前では、
今一種のお茶をと所望を受けたら、棚正面に膝行して箱を手に取り中央に戻ること、
拝見を受けて勝手付に茶碗を置くときは、左、右、左手前の3手で茶碗を扱うこと(あ、これは茶通箱だからではなくて、平点前と同じです♪)、
棗には濃茶が入っていたので、拝見に出すときの清めは、帛紗を置いてふたを開けること、
この3点を心に刻みました。

お菓子は赤坂塩野さんのさみだれです。
絵付きのお菓子鉢しかお借りできなかったので、お菓子がぼんやりしちゃっていますが。

さみだれ


このお菓子は、塩野さんのHPの季節のお菓子の写真を見て、3日悩んで(笑)さみだれにしたのですが・・・あぁ、選択ミス。
梅雨入りしたはずなのに、いっこうに雨の降る気配がありません・・・先生が雨が降ることを願って・・・と仰って下さったので、少しホッとしました。
二種目のお茶は、上林春松さんの聖り昔。上林さんのお茶はなかなかいただく機会がなく、以前から戴いてみたいなーと思っていたので選んでみました。おいしかったー。
お茶といえば、反省点を思い出しました。
棗にお濃茶を一人三勺として二人分を入れたつもりでしたが、いざ、お茶を茶碗に汲み出そうと棗の蓋を開けてみたら、わっ、少なっ・・・美味しいお濃茶をお出ししたかったのに・・・うすぅ~いお濃茶になっちゃった。
かっさまが三人分のお濃茶を用意しているところを見ながら質問っ、この量でちゃんと練る場合の二人分かなーと教えて下さいました。
今度、お家で練って、ちょうどいい分量を研究しようっと。

長ぁ~い1日 ~準備編~

2013年06月10日 | 日々のこと
土曜日は、先生が予約して下さった四谷のお茶室でのお稽古です。
kaoは赤坂の塩野さんでお菓子を調達して、いそいそとお茶室へ。
駅を出てみると、おや、前を歩くのはかっさ。お着物ですから、大声で呼び止めることもなく、走る事もせず、心のなかでかっさーと叫びつつお茶室に到着っ。
先生、あらー、みんな到着しちゃったのねー、茶筅持ってくるの忘れちゃったー、とのこと。
じゃー、伊勢丹まで行ってきまーす、と、お菓子とお茶をかっさに預け、今度はお散歩がてら茶筅を調達に。

新宿御苑沿いの道を歩くと、いろいろなお花に出会えますねー。
ランタナ

ランタナ


1本だけ咲いちゃった、あじさい

あじさい1本


これこそあじさいっ

これこそあじさい


と、帰り道、写真に撮りながらお散歩してたけど、はっ、茶筅を届けないとお稽古はじまれなーいと、気づき、いそいそとお茶室に戻りましたー。
kaoがお散歩している間に、すっかりお稽古の準備が整っていました。
先生、かっさ、Y姫、ありがとうございます♪

とろとろさっぱり、ふんわり、ほっくり

2013年06月10日 | お茶のこと
先月に引き続き、会社お休みして茶懐石料理教室に行ってきました。
今日も茶道会館は、緑が美しいぃ、けれど先月に比べて少しむしっとした感じ。空梅雨とはいえ、なんとなく梅雨の気配。

茶道会館


2回目の講習は、煮炊き物が中心の講義と実習でした。
最初にだしのひき方。
だしのひき方は、これまでいろいろな先生のひき方を拝見させていただきましたが、先生によってそれぞれひき方へのこだわりがあって、このこだわりがおいしさの秘訣なんだと思います。
今日は贅沢に、鮪節と昆布の一番だし。
昆布をお水に浸して、昆布が強すぎないちょどいいところでお味見、「すーっ、遠くから昆布きたーっ」。
これだけで十分、旨味たーっぷりのおだしですが、そんな昆布のおだしに、さらに、鮪節を入れて漉します。

一番だし


あわわわわー、昆布と鮪節、どちらが強いということなくちょうどいい具合。日本人に産まれて、しあわせー。

次は、味噌汁。
最初に一文字のご飯と一緒に出る味噌汁と、汁替えで出る味噌汁の具の大きさを変える・・・というお話を伺って、何年か前にお茶の先生のお宅でのお茶事で懐石料理を作った時のことを思い出しちゃった!
きちんと茶懐石のこと知らなかったから、最初の味噌汁で一つのお椀に焼きなすを3切れ入れてしまい、後から先生にえっ、そんなに入れちゃって、入れすぎよ!って笑われたっけー。
最初の碗には小さめの具を、汁替えの碗には大きめに具を用意するんですって。
こちらは、白味噌99%、赤味噌1%の真冬の味噌汁をイメージしたもので、手前が小さめ、向こうが大きめの具です。

炉の季節の味噌汁



煮物椀は、鱧のすり身、海老の身を使って海老真蒸の作り方を。つなぎにうき粉を使っているので、お箸で切ったときにふぁって切れて、ふんわりとっても食べやすい。
そして、お・い・し・ぃ♪
柚子はへぎ柚子にして、仰向けることで隠元の緑と緑がかぶらないような気配りもされています。
だしをとってから少し時間がたってしまったから、少しだしの味が変わっちゃったでしょう?と試食の時に先生がおっしゃっていたけれど、え?どんな微妙な違いでしょうか・・・大変美味しく戴きました。

海老真蒸



炊き合わせは、南瓜、茄子、里芋をそれぞれの食材にあった煮汁で、それぞれの食材にあった方法で煮汁を含ませます。
特に、南瓜はすっきり甘くてほっくり、美味しかったぁ~。

かぼちゃ



実習はなかったけれど、この日戴いた向付は、帆立焼霜・・・焼帆立、新蓮根、じゅんさいを三杯酢で和えたもの。
最後に残ったじゅんさいと三杯酢を味わうよう、先生に言われていたので、向付の器を口につけてするりと戴きました。
つるっしゃきっさっぱりしていて、美味しかったぁ~。

向付


今回も、広間での試食。
お床の軸は、唐の詩人 杜牧(とぼく)の詩の一部で、「茶烟軽颺落花風」で、さえんかるくあがるらっかのかぜと読んで、茶を焙る煙のように花を散らす風がのぼっていく、という意味。
詩全体は、若い頃は大酒を食らって思いのまま過ごして来たけれど、今はお酒の代わりにお茶を見ている・・・というような意味とのこと。
花入は、桂籠。利休が桂川をお散歩していたときに、鮎を釣っていた漁師の腰の魚籠を見て花入にと思って持ち帰ったから桂籠。それで、魚籠は腰にぶら下がっている物だから、掛け花入とのこと。
正座して、おだしや炊き合わせのお味を味わって記憶に残し、館長さんのお話を聞き逃さないように、記憶にとどめようと必死・・・(笑)
今月も、疲れたけれど、とっても充実した時間を過ごさせて頂きました。