けさは4時に起きた。仕事の日より、休日の方が早く目覚め、2度寝ができないのが、年寄りの特性である。
希少な仕事休みに、息子がやってきて、親子3代が車に乗り、祖父(僕の父)の用事に付き合った。
そしてきょう、母が85歳になった。
夕方から北欧旅行から帰った娘も加わり、
入院中の母を見舞った。
僕は予め、誕生祝いとしてエコ箸(アングロマニア製)を用意していたのだが、考えるに、入院が長引くような贈り物は取りやめ、今の気候に特化した衣料品に切り替えた。
10日後は母の日であるから、写真の品は無駄にはならない。それまでに、一時的にでも退院することが、家族の願いだ。
病名は重篤だが、本人は入院生活を楽しんでいるかに見える。
僕と妹を産んだ時以来、人生2回目の入院で、母が意外にネアカであることを知る。