
ランドスケープデザイナー メアリー・レイノルズの実話。
ポスターの彩どりのような、明るく楽しいストーリーとは違う。
20代後半だった2002年、権威あるロンドン・チェルシーフラワーショーに出展するチャンスを得る。2000組のアプリカントからわずか8組に選ばれたのだ。財力も知己もない中で人脈を築いて行き、最後には金メダルの快挙に辿り着く。
アイルランド育ちの主人公が、物心ついて初めて親しんだのが、サンザシの花。このことが、のちのちのKeyになる。
以下は、取るに足らない感想
作品の中で、コンペで築いたメアリーの庭の隣は、チャールズ皇太子の庭。皇太子役の俳優の背が低い。
メアリー愛用の銀塩カメラは、リトルニコンと呼ばれた1980年代の名機NikonEM。僕が所有するただ一つのフィルムカメラ。
チェルシーと聞くと、かつてのキャンディのCMソングが頭から離れなくなった。
現在、ロンドンのキュー王立植物園に、メアリーの庭があるとのこと。