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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

4月の雪 暖かさで迎えるのはなぜだろう

2013年04月11日 | 日記

4月11日(木)  晴れ    夜半の雪が一面薄化粧   寒さはない

昨夜は夕からの会議で地区の集会所を出るときには星空に雪が舞っていた。寒さは感じないが朝になると薄化粧をした景色に驚かされた。

玄関脇の鉢には鳥が運んだのか、風の悪戯かちいさな若芽から3年目のユキヤナギが今年始めて花を開いた。この花に嬉しさを感じていた俺、朝日が射し込む僅かな空間が愛しい。家の廻りを歩くと東に見る田んぼと遠景の浅間の山並みは雲に見え隠れしている。もどり雪とでも言うのだろうか?なんとなく暖かみを感じる。雅の桜も花を開きだしたところ、彼女たちに薄くベールを掛けたような春の淡雪、太陽の光が射し込むと雪までが紅の色を映している。

この時期に雪が降ると困るのは軸が重さに耐えられない草たちだろう。水仙でも雪の重みに強い者や風には負けない柚、いろいろあるが花もシベも額も全て黄色の水仙は交配種、人の手によって作られた花なのか雪にはめっぽう弱い。それでも廻りの仲間に助けられて根元の軸はしっかりと守られている。もう少したてば太陽の光が雪を溶かしてくれる。裏山では雪を薄く映した木々の枝が美しい、真冬と異なるのはウグイスが眼の前で鳴いている。声もしっかりと太い声がではじめて梅の花を見立てて雪飾りが嬉しそうだ。

 

昨日のことだが、 地域の農村環境通信員からわくわくする情報がとどいた。

いま、この地域では国道254号線のバイパス工事が始まり日に日に山の姿に変化が見える。以前から聞いていた荒城(地元ではアラジョと言う)という山城がある近くの工事が始まったのだ。信濃は山城が多いと言うが、この地域は特に小さなものが多いといい武田の軍勢が城を破壊したり修復したり、要衝な地では築城したという。城と言っても尾根や山の頂きを切って廓を重ねた連廓式の山城だという。(参考:立科町町誌 歴史編上)

以下には届いた情報を皆さまにもご覧いただき、バイパスが完成した折りにはウォーキングや里山探索を楽しんでいただきたい。

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