田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

天狗の団扇はヤツデの葉

2006年10月30日 | 日記
10月30日(月)快晴
  夜明けから深い空の色で今日も晴天を感じさせたが8時頃になると向かいの山襞から焚き火の煙のような雲が湧いて空を覆いはじめた。10頃になると北の空から青空が広がり予報通りの安定した快晴に変わっていった。
  朝食後すぐに観郷ウオークのコース変更のための資料直しにかかったが、思っていたほど撮りためていた写真は使いものにならない。初めにコース設定をすることに考え直し地図を見ながら頭の中で思いをめぐらした。立科町へ初めて来る人や町内に住んで近くは通るけど大深山集落を囲む山へは入ったことがない人など、歩く人想い、里山を楽しく歩けるように組み立てたい。コースの案内パンフレットもここ大深山の行事や日々の生業を垣間見ることが文字から察してもらえるようにしよう。
  パソコンにため込んだ四季折々の大深山週への写真を流しながら、四季の風景を思い出しているとキーボードを打つ手が休みやすみになってしまう。そんな時を過ごしていると昼食の時間になってしまった。食事をしていても頭の中にはウオーキングの出発点を笠取松並木公園から宇山区集会所へ移したことに躊躇しているのが浮かぶ、食後は実際に距離と観郷を測ってみよう。
  午後1時30分軽トラにのって距離を測りに行く、知っている道なので安心していたが急坂では落ち葉が堪まりタイヤがスリップするときがあった。一回りして4kmの良い距離だと思う。健脚な人なら良いが普段余り歩かない人では坂がきついかも知れないが快晴の秋空に紅葉はまだ7分だったが好いコースだと思う。
  宇山の諏訪神社には車で入れないため徒歩で行く、鳥居をくぐり右側の大きな杉の木は幹周り8メートル近い、この杉の幹にに耳を付け音を聞くと水を吸い上げているのか力強いズゴーずごーと聞こえる。見上げるとヤツデの葉を扇ぎ一本歯の高下駄を履いた天狗が今にも飛び降りてきそうだ。
是非 皆さんもお試しあれ
  
コメント (1)
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