『5.5畳記』  鴨長葱 著

プチ世捨て人の痛い雑記by人生挫折オンリーの40代改めジジイ屁垂れフリーター

子供ら苦園

2023-11-19 07:38:40 | 濁悪の世

(サーバー容量節約の為、過去の画像を使用しています。)
  パレスチナでの紛争で現在も民間人、特に子供達に被害が及んでいるのを報道で見て、以前読んだ本を思い出しました。題名は『自爆する若者たち』(グナル ハインゾーン著・新潮社)。内容は、今日のテロや戦争の原因としてユースバルジ(突出した若年人口)が挙げられるというものです。若年人口が多いと、職につけない若者が増加し、自身の居場所を求めることも手伝って、テロ組織などに参加して過激な活動をする可能性が増してしまうということです。


  パレスチナでも経済的にも厳しい環境下にありながら、出生率や人口密度は高く、若年人口が極めて多いようです。パレスチナで過激な活動をする団体がいる原因にもユースバルジが関係している可能性はあると、個人的には思っています。
  パレスチナ人の方々はイスラエル建国やその直後の中東戦争が原因で、住んでいた場所を追われ、現在でもイスラエル人による入植や警察権の剥奪など、理不尽な厳しい状況に置かれていて、その非はパレスチナ人の方々にはないので、どのように家族を形成しようとパレスチナ人の方々の自由だと思いますが、子供達が成長して職にあぶれることがないように、育てる子供の数を念頭においていただけるとありがたいと誠に勝手ながら思っています。
  それと伴にイスラエル側も、今回の過剰防衛もさることながら、パレスチナ人の土地への強引な入植や警察権の剥奪などの理不尽な対応も止めて、パレスチナ人との平和的な関係を築いて、パレスチナ人国家の成立を応援してもらいたいと思います。



  いずれにしてもパレスチナ人の方々に平和な日々が出来るだけ早く訪れることをお祈り致します。
  
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