一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

スポーツ全般・政治・生活に関わる事・・・好き勝手に書いてます。
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なでしこらしい試合で準優勝

2015-07-07 | サッカー なでしこJAPAN
まずは、W杯準優勝おめでとうございます!
佐々木監督をはじめ、選手23人、スタッフの方々にはお疲れ様でした!とお礼を申し上げます。
悔しい気持ちは本当にありますが、これが今のなでしこの持っている力だと思い知りました。
予想した通り、大差試合で負けるか接戦で勝てるかどちらかだと思っていた通りになってしまいましたが、それでもこの試合は本当になでしこらしいひたむきな試合を見れた事が嬉しかったです。
5-2という結果ですが、自分たちのミスで2失点していましたので、差し引いても3-2です。
そのくらいアメリカが本気で勝つ試合をしに来たという事です。
開始早々に取られた得点は、ロイドの圧力が凄かったし、あれでパニックになってしまいました。
それを引き摺ってしまってるうちに、セットプレーからまた失点・・・
あれで気持ちが切れてる選手もいました。
立ち直りかけた時に、岩清水のクリアミスで3点目を奪われ、4失点目は海堀のポジショニングミスでのロングシュート・・・
でも、そこから大儀見の得点で1-4となり、日本もまだやれる!って思わせてくれました。
沢を前半から投入し、点を取る為に菅沢までも前半のうちに投入し、賭けに出ました。
ピッチの選手は、その意図を理解し、自分たちでポジションを入替えたりしながら懸命に勝とうという意思はTVからも伝わって来ました。
後半10分にセットプレーからオウンゴールを誘発し、勢いが付きかけたその時にまたもや失点。
これで息の根は止められました。
しかし、沢が宮間が宇津木が、ドンドン前から守備をしプレッシャーを掛ける事でそこから速攻を仕掛け、何度か良いシーンは作れましたが得点は奪えず・・・
無情のホイッスルが吹かれて試合は終了。
しかし、この後半に見せた姿こそ、なでしこらしい姿だと思いました。
この大会で1番良い試合だったと思います。

正直、オリンピック後のなでしこは、どうしたいのか良く分からない試合が多く、いつもやっているメンバーなのに意思疎通が全く合って無く、アルガルベ杯で惨敗した時には、W杯は厳しいと思っていました。
なので、大会前の親善試合で1-0という試合で勝っても辛辣な意見しか私は言えませんでした。
しかし、予選の組合せと決勝リーグに行ってからのトーナメントを見た時に、これは決勝まで行くのは最低限だなと思っていたのです。
そして、予選からセミファイナルまでの試合を見て、決勝は厳しいと思っていましたけど、その最低限の結果を出しましたし、徐々に良くなっている気配はありましたので、接戦なら面白くなるなと感じていたのですけど、それは開始3分で終わってしまいました。

個人的に思う事というか言いたい事なのですが、なでしこは常に結果を求められてそして結果を出しています。
それでも何故、サムライJと比べてもこの待遇の悪さは何なんでしょうか?
この4年で、W杯優勝と準優勝、オリンピック準優勝と世界大会のメダルを3つも獲得しているのに、サッカー協会の待遇が物凄く悪すぎます。
サムライJなんか結果を出さなくてもチャーター機とか使って移動してるのに、なでしこはチャーター機すら移動で使えないんですよ。
確かに世界的に女子サッカーは、まだまだトップレベルの種目とはいえないのかもしれません。
ですが、この待遇の違いは如何なものか?って思いませんか??
ハリルに何億も掛ける予算があるのなら、その一部をこっちに回せよ!とね。
いや、寧ろ男子もこのくらい頑張ってる試合を常に見せろよ!と思う訳です。
先日のW杯予選なんか、ホームで試合をしてるのに格下相手に結果を出せないチームにそこまで金掛ける必要ある?ってね。
たかだか世界で50位くらいのチームに掛ける予算にしては、採算取れてないだろ!と。
これほど差のあるのってどうなのかな!?って思ってしまいます。



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