ドイツから首相と6人の閣僚を日本に送りこみ、対中国を念頭に
経済安保連携の政府間協議が初めて行われた。
ドイツも日本も中国は大きな貿易相手であるだけに経済安保の
連携は大変難しい面が多い様だ。
ただ中国の経済的手段による威圧や中国国家主導の不正な技術
獲得等には、両国とも対抗する必要性が出て来た。
同時にインド太平洋安保のため両国は連携強化を約し、5月に
日本で開催されるG7サミットの成功への協力を確認した。
日本もドイツも中国の一帯一路政策には懸念する点が多く特に
不透明で不公正な開発金融を懸念し、国際的ルール順守の促進や
債務枠組改善へ協力する事を約した。
また鉱業資源・半導体・電池等戦略的分野での協力・重要インフラ
施設の防護や新興技術の保護と連携を約した。
両国とも如何に中国依存から脱却するかが問題で今後日独の経済
安保実現のため連携は必要な事を確認した様だ。
ただ問題はそう簡単ではなく両国とも、何処まで連携出来るか、
疑問点もある様です。