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順調な商業捕鯨・捕獲枠消化・価格上昇・若者消費拡大に課題・国の補助金何時まで出るか?

2019-10-30 06:22:27 | Weblog
今年の7月日本がIWCを脱退し日本近海で31年振り商業捕鯨を
開始しました。
初年の漁の大部分が終了しその経緯を発表しました。
宮城県等の6業者5隻が北海道釧路沖でミンク鯨33頭を、日本
排他的経済水域や領海でミンク鯨・ニタリ鯨・イワシ鯨223頭
を捕獲した。
沖合捕獲枠はミンク鯨9頭分が取り残しとなったが沿岸捕鯨に
加算され本年中に消化予定。
鯨肉の価格ですがミンク鯨赤肉が卸市場の平均価格は3千円
で調査捕鯨より500円高かったそうです。
問題はこの価格高と若者消費の拡大です。
比較高齢世代は鯨肉に理解はあるが、牛肉・豚肉が安く手軽
に入手できる今、癖のある鯨肉に若年層が手を出さないのも
理解出来る。
鯨肉は日本古来の食文化だと言う理論は若者には通用しない。
何処まで若者に鯨肉を食べて貰えるかが日本の商業捕鯨の
将来にかかって居る様です。
増えすぎる鯨は水産資源の枯渇に繋がりかねないので、その点
では鯨が可哀そうと言う論理には当たらないと思う。
商業捕鯨に対する国の補助金も何時まで続くか判りません。
昔は鯨1頭で七つの集落が潤うとまで言われたが今はその様な
気風は微塵もない様です。
国民が鯨に対して無関心になってしまったのですね。
戦後の食糧難時代に貴重な食材となつた鯨はすっかり忘れ
去られ様として居ます。
高級食材となった鯨肉は庶民の手に届かなくなって来た。



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