JRの内でも比較的業績は良好と思われて居たJR九州ですが、実態はそう甘くは
なかった様だ。
今回JR九州は来年3月のダイヤ改正で大幅減便し、赤字の合理化を行う事を表明。
九州新幹線を含む全22路線で117本減便し今後3011本で運営する。
在来線で1日当たり運行本数111本・新幹線6本減らす。
在来線の特急は24本減で、277本となる。
快速・普通は87本減で、2615本。
新幹線は6本減の119本。
新幹線まで対象になって居て事態は相当深刻の様だ。
在来線は利用者の少ない早朝・深夜を中心に本数や運転区間を見直したそうです。
これで1日当たり運行距離は7%減の17万2千キロとなる。
遠距離は航空機利用客の増加・中距離は高速バス普及・近距離はマイカーとなると
鉄道利用は減るばかりですね。
そのため各JRはカネをかけて富裕層向けクルージングトレン、例えばななつ星の
様な豪華観光列車にカネをかける。
しかし高い運賃を取っても仲々元は取れない。
それをもろに影響を受けるのは過疎路線や在来線です。
JR東海等と違い、JR九州が生き残りのための減便施策なんでしょうね。