北朝鮮の挑発に乗ったトランプ氏に対し、北朝鮮は具体的に、グアム沖に
新型中距離弾道ミサイル4発を打ち込む案を検討して居ると表明。
4発のミサイルは、我が国の島根県・広島県・高知県の上空を通過して、
米軍基地のあるグアム沖30~40キロの海上に打ち込むと言う脅し。
日本として黙って見過ごす訳にはい行かない。
小野寺防衛相は衆院安保委の閉会中審査の答弁で、是は集団的自衛権行使
可能な存立危機事態の認定で対応もあり得る事を表明しました。
存立危機事態とは、米国等密接な関係にある国が武力攻撃されたら集団的
自衛権行使で加勢出来ると言う事。
いや安保法では集団的自衛権を行使しなければ不可ないとなって居る。
日本の存立が脅かされ、国民の生命・自由・幸福追求の権利が根底から
覆される明白な危険がある場合行使される。
尚行使にあたっては原則事前に国会承認が必要とされて居ます。
具体的にはグアム向け弾道ミサイル発射計画に対し、存立危機事態認定
されれば、自衛隊に防衛出動が命じられ、海上自衛隊のイージス艦から
ミサイル迎撃となる。
形としては完璧な対抗策です。
しかし米国への武力攻撃の情報収集の末、存立危機事態の判断をして、
首相が対処基本方針案作成し、国家安全保障会議で審議後、閣議決定
国会承認・首相が本部長の危機事態本部を設置。
関係省庁と協力し事態対処にあたる。
ただし緊急時は国会の事後承認もある。
何かお役所仕事で是で危機事態に対応できるか疑問です。
全て間に合わず後追いとなる可能性が出て来た。
その方が日本にとってはよい場合がある様だ。
完璧な対策だが全く用をなさない対策。
例えイージス艦からSM3でミサイル迎撃しても射程500キロでは
打ち落とすのは奇跡に近い。
SM3はイージス艦に90発の迎撃ミサイル搭載し3隻が海上配備。
なお地上には射程10~20キロのPAC3が16ヶ所に配備。
PAC3の発射台は1ケ所で16発の迎撃ミサイル発射可能です。
最終的にはグアムのTHAADで打ち落とすとの事。
ただ複数のミサイイルが打ち込まれたら全てを打ち落とすのは不可能
に近いと言われる。
益々ヤバクなって来た、米国と北朝鮮との「威嚇ごっこ」早く止めて
欲しいですね。