日々好日

さて今日のニュースは

御嶽山噴火で登山者1名死亡負傷者40人以上下山不能の登山事故発生

2014-09-28 08:16:51 | Weblog

日本の霊山の一つと言われ信仰の山とも言われる木曽の御嶽山が噴火しました。

行楽シーズンを前に御嶽登山者が200名以上居る中で突然御嶽山が噴火しました。
頂上付近は噴火に伴う熱風や火山灰等で負傷者が多数出た模様。

未確認事項ながら火山灰に埋もれ死亡者が現在1名確認されたとの事。
いまだ火山灰に埋もれて居る人が多数居るとの情報も寄せられているとか。

まさか御嶽山が噴火する等予想も出来ない事です。
しかし自然の営みは甘く見ては不可ません。

いつ何時何処の山が突然噴火するか予測は困難です。

現在テレビでは今年で深田久弥が日本百名山を出してから50年と言う事で何処も
日本百名山を特集しています。

一時は中高年の登山ブームで日本中が沸き立った事がありますが、今度は女性や
若者の間で登山ブームが起きて居ます。

ヤマガールと言う新語さえありますね。

NHKプレミアムの日本百名山・フジ系列の絶景百名山・TBS系列の日本の名峰等々
が放映されています。

それに田中陽希さんと言うスーパーマンが交通機関を一切使わず自分の足で総行程
7800キロの百名山を210日間休まず一筆書きで走破すると言う飛んでもない企画
が放送されています。

田中さんは既に御嶽は走破して現在最後の仕上げの北海道23座走破中で間もなく
最後の利尻に行き着く筈です。

こう言った企画が余計百名山人気を煽り登山熱が再発して居るとも言えます。

今回の御嶽山噴火はそう言った登山ブームへの警鐘ではなかろうか?

日本は元来山はご神体で眺めるもの、拝むもので、登るものではありませんでした。
山登りが許されるの極く限られた修行者で女が山に登るのは御法度でしたね。

其れが信仰から、スポーツとか行楽のため大衆化して行き今日の様になってしまった。

今一度日本人は山に対する畏怖の念を新たにする必要があるのではないか?



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