トランプ氏就任してはや1週間が経ちました。
この間益々激化する反対デモの中、トランプ氏が強肩発動し大統領令を12本も出した。
TPP離脱への署名・オバマケア撤廃措置・石油パイプライン建設承認・メキシコとの壁
建設と不法移民対策・等々米国第一主義を誇示しています。
これに対しその手法に議会軽視との声も出て来ているとか。
またトランプ政権の閣僚候補は問題の多い人がいて議会承認は難航が予想されるとか。
メキシコとの壁建設には2兆8千億円も掛かりそうで、メキシコは払わないと明言して居る
ので何処から捻出するか?それを議会が承認するか不透明だそうです。
しかし経済は好感を持ったのかNY株は2万ドル突破のトランプ相場。
欧州・アジア・東京市場も軒並みの値上がりした。
が何故か円高112円台の攻防となった。
トランプ氏にしこたま叩かれた日本ですが安倍首相は来月10日頃初の日米首脳会談を画策。
会談では日米同盟強化を願い対米通商交渉も新たに話し合うと思われる。
日米同盟強化では対北朝鮮問題・中国海洋進出問題・在日米軍駐留費負担問題・自衛隊活動
拡大等が話し合われるでしょう。
経済関係ではまだ安倍首相はTPPの発効に未練を持って居るので再考を促すと思われる。
ただ一方では2国間協定EPTも考慮に居れた交渉も考えて居るとの事。
ただこのEPT協定となると米国は米国優遇策を強要して来る可能性があって、自動車輸出
農産物輸入でさらに厳しい要求を突き付けて来るのではないか?
益々日本は苦しい立場に追い込まれそうですね。