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日々好日

さて今日のニュースは

難航するTPP交渉参加

2012-02-24 09:45:36 | Weblog
日本がTPP交渉参加の可否を決める参加各国との事前協議がニュージランドで
一応一巡しました。

日本のTPP交渉参加に対する反応は、ベトナム。ブルネイ。ペルー。チリ。
シンガポール。マレーシャの支持を取り付ける事が出来ました。

此には米国主導のTPPにに対し少なくとも世界第三位のGDPを持つ日本に
参加して欲しいと言う願いが多分にある様です。

農業国の豪州。ニュージランドは日本の自由化に疑問を持ち、態度保留で継続協議。

米国は日本が全品目を自由化対象ににしないなら日本を参加させないと強い発言で
此も継続協議です。

矢張りTPP交渉参加のネックになって居るのは農産物等の自由化問題の様だ。

豪州は日豪間二国間経済提携協定の際交渉で日本が、小麦。牛肉。乳製品。砂糖を
関税撤廃の例外とする様要請した事で日本の自由化への覚悟に疑問を持ったらしい。

米国は農産品特にコメの自由化。米国産牛肉規制緩和。自動車の規制撤廃特に日本の
小型車規格の廃止等を強く要望し、米国製品販売の拡大を狙って強い態度に出て居る。

TPPに入れば輸出の場合は関税がフリーとなるが、反面安い農産物が入って来て
日本の農業は崩壊すると心配されて居ます。

TPP交渉参加反対者は加入によるメリットよりデメリットが多すぎると言って居る。

真偽の程は判りませんが、何れにしても日本だけの孤立は出来れば避けたいものです。

お互いが損をしない何らかの特例をみつけなければ原則論で推進していてはやがて破綻
するのではないか?

残念ながらこのTPPが米国主導で行われて居ると言う事は大変不幸な事だと思われて
なりません。

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