防衛省の来年度概算要求案が明らかになった。
まず陸海空3自衛隊を一元的指揮する常設統合司令部を24年度末
240人規模で設置する。
南西諸島への装備・物資輸送のため3自衛隊共同の自衛隊海上
輸送群を新設。
艦艇や地上目標を攻撃する精密誘導弾を320億円で開発。
国産12式地対艦誘導弾の射程を伸ばす能力向上型を艦艇に搭載。
射程3千キロの極超音速誘導弾の量産費を要求。
地上配備型迎撃システムの代替案、イージスシステム搭載艦
28年度までに2隻の建造費3800億円を計上。
なお1隻当たり整備費は3950億円
航空自衛隊新田原基地にステル戦闘機F35 Bの飛行隊新設
海自大湊地方隊改編し横須賀地方隊と統合する
防衛力強化のため事務官540名の増員要求。
英国イタリアとの共同開発の次期戦闘機開発費640億円。
水上無人機試験的導入・新型護衛艦や後方支援強化の
補給艦建造等等・・・
防衛省24年度予算概算要求は過去最高の7兆円。
また装備品部品不足解消・可動率向上に2兆円を盛り込む
自衛隊老朽化対策・火薬庫整備に8千億円も要求。