日々好日

さて今日のニュースは

劣悪な労働環境の介護施設・介護人の犠牲で成り立つ日本の介護行政

2017-02-12 07:48:32 | Weblog

日本は急速な高齢化に伴い、介護問題が脚光を浴びて居ます。

現在日本の高齢化率は26%と言われ3395万人が65歳以上の高齢者です。
日本の人口は1億2千万人ですから4人に一人は高齢者と言う勘定になる。

当然是に伴い要介護者も増えて来ます。
要介護者は要介護1から要介護5までレベルがあります。
古い資料ですが4年前に要介護者が458万人だったそうです。
高齢者の13%以上が要介護者となる勘定ですね。

要介護者は全体の7割338万人は居住サービスで施設サービスはわずか87万人。
如何に施設入所が困難かが窺えます。

是に従事ずる介護士は171万人で500万人近くの要介護に当たって居ます。

当然労働環境は劣悪で殆どの施設が24時間2交代制をとって居る。

その上夕方から翌日昼頃まで勤務の夜勤が月4回程あって長時間労働は今噂の
ブラック企業以上の酷さとか。

国も介護施策には10・4兆円と言う巨額の財源を投じて居るが、高齢化に
伴う要介護者増には追いつけ状況の要です。

今介護事業は介護人の犠牲でどうにか運用されて居るがこれも何時かは破綻
するのではないでしょうか?

その時どうするかですね。


日米首脳会談・実利優先トランプ氏の前に争いを避けた阿倍氏・日本にとって良かったのか?

2017-02-12 06:21:43 | Weblog

阿倍首相とトランプ米国大統領が就任後初めて公式の会談を行った。

両者は既に大統領就任が決まる早々非公式の会談を行っています。
日本叩きを連発するトランプ氏に対し実際会って話したいと言う阿倍氏の計算が
働いたものと言われて居ます。
結果はトランプ氏は仲々喰えない奴と言う感じだった様です。

今回の日米会談ではトランプ氏を刺激する事は極力避けて、経済対話開始の日米
合意がなされた模様。

TPP離脱後宣言後米国フアストの2国間貿易協定締結を唱えるトランプ氏今後
どの様な無理難題をふっかけて来るか判りません。

今後2国間貿易の枠組みを議論する経済対話を始める事で合意したとの事。

日本にとって心強い事は米国の対日防衛義務を定めた日米安保第5条の適用対象に
尖閣諸島を明記した事です。

ただ私はコロコロ変わるトランプ外交は信用出来ないので安心は禁物と思う。
此処でも今までの信頼の対米関係とは違ったものを感じますね。

今後日本はしっかりしないと、米国から出し抜かれる事が予測出来ますね。