来年４月の消費税増税判断が出るや否や？

参議院選は自民党圧勝に終わり念願のねじれ国会是正達成となりバンバンザイですね。

これで来年４月の消費税増税するかしないかの判断を秋までに迫られる事となった。

折角経済に明るさが増し景気が良くなり掛けて居るのに、ここで消費税増税となると
経済再建に冷や水を浴びせる事にならないか？

さればと云って消費税増税を見送れば財政再建の道は遠のき、国際信用も落としかねない。
そうなれば益々日本の国債の信用度が落ち格付けの下がる事になる可能性が出て来る。

日本財政状況を危惧し国債価格暴落・長期金利金融の急騰。

当然資金調達が困難となり最悪の場合はデフォルトも起きる可能性もあります。

幸い日本は今の処債務と財産が拮抗して居る状態で辛くも忍んで居る情況です。
これ以上の負債の増大は許されません。

考えてみれば現在の日本の台所は稼ぎの２倍の借金でどうにか成り立って居るのが現状。
これが何時までも続く道理がありません。

国民が少しずつ金を出し合わせ借金を少なくしようと云うのが消費税増税です。

毎日の生活で明日がない国民にこれ以上金を出せとはそれはあんまりだと云う事に
なるのですね。

来年の消費税増税の目安とされる６月期のＧＤＰ速報値ですが此までより上向いたと
云う数値が出されたが、さて安倍首相はこの秋どう判断するか？

来年４月の消費税増税はあるのか？ないのか？

原発安全審査始めるさてどうなる？

安全審査の新基準に基づき原子力規制委員会に、電力会社の６原発１２基の原子炉
安全審査が申請されました。

今回安全審査２回目の会合で各原発の論点を整理し、２５日から次回会合で個別審査
に入る事を申し合わせた。

原子力規制委員会は３電力会社の４基の原子炉安全審査の先行審査を開始する事に
した模様です。


因みに原子力委員会に安全審査申請したのは下記の通りです。

北海道電力の泊原発１号機・２号機・３号機。
関西電力の大飯原発３号機・４号機。高浜原発３号機・４号機。
九州電力の川内原発１号機。２号機。玄海原発３号機・４号機。
四国電力の伊方原発１号機。

個別審査に入るのは北海道電力泊原発３号機。
九州電力の川内原発１号機２号機。
四国電力伊方原発３号機。

まずこの３原発４基が先行審査されます。

今回の論点整理内容。

原子力委員会は北海道電力の泊原発では１号機２号機は準備不足で審査保留。
これは構造が異なる３号機のデーターで申請して居ると判断したため。

九州電力の川内原発について現時点の論点は、下記の通りです。
地盤・地震の関係。津波関係。火山関係。設備関係につき１４項目提示。
政府の地震調査委員会と九電と見解が分かれる活断層評価は調査会評価に従う事。
其れにより津波の再評価も要請。
事故時の拠点となる緊急時対策所の広さ運用方法の説明を求めた。

なお九電の玄海原発３号機４号機についても審査がスタートしました。

安倍政権が経済成長戦略の重要な位置にあるとして居る、原発再稼動問題は、果たして
原子力規制委員会がどの様な安全審査を下すか気になります。


安倍政権は安全審査をパスした原発から次々に再稼動すると云う事を明言しています。

さてどうなるか？