日々好日

さて今日のニュースは

二次補正予算案やっと今日閣議決定か?

2011-07-05 12:15:05 | Weblog
早くから審議されて居るものと思っていた東日本大震災向けの第二次補正予算案は
今日やっと閣議決定し15日国会提出する方針で今月内の成立を目指すとの事です。

岡田幹事長はその前に特例公債法案成立を目指すと発言して居るが、是には自民党等
が民主党がマニフエストの過ちを認め子供てあてを取り下げない限り審議に応じない
と明言しています。

と言う事は二次補正予算案の審議は後回しになるのか?
どうも政治家のやる事は予測が出来ない。

この二次補正予算案は昨年度見込み税収を上回った2兆円の決算剰余金を主な財源に
して、5月に成立した4兆円の一次補正予算と併せて6兆円規模の復興費となります。

一次補正予算は主に被災地のがれき撤去等に使用されています。

今回は2兆の予算のうち5454億円を被災地自治体の震災復興の「特別交付金」
に充当する。

8000億円を大震災復旧・復興予備費とする。

被災者の既存ローンに上乗せの二重ローン対策に7700億円程度計上す。

原発事故関係では福島県民対象の長期健康調査「原子力被災者・子ども健康基金」
創設する。

学校公園等の特別緊急徐染事業と併せて962億円を拠出します。

又東電の損害賠償支援のため設立した「原子力損害賠償支援機構に対し最大2兆円
の交付国債発行の枠を設けました。

因みに経産省と東京電力は福島原発事故の避難住民に2回目の損害賠償の仮払いを
開始しました。

避難生活1ケ月につき一人10万円を目途に仮払いするとの事です。

前回は一所帯当たり100万円ただし単身所帯は75万円の支払いで、5万2千所帯に
約5000億円を支払って居ます。

避難者にとっては頼みの生活費となります。

国会もわずか2兆円の繋ぎの二次補正予算案ではあるが、速やかに成立させて、被災地
の復旧・復興に本格的に取り組み出来るよう配意願いたいものです。

また20兆円規模の三次補正予算案はどうしても赤字国債に頼らざるを得ない状況です。
速やかな特例公債法案の審議を併せて行うべきではないでしょうか?

知恵出さぬ奴は助けないぞ復興相発言

2011-07-05 08:17:16 | Weblog
新しく創設された、復興対策担当大臣になりたての新大臣が被災地で
逆撫でする様な問題発言をしたと今朝の新聞は一斉に書き立てて居る。

新大臣は東日本大災害の被災地岩手・宮城を訪問し「知恵を出さぬ奴は
助けない」と言う趣旨の発言をしたと言う。

善意に解釈すれば、上げ膳下げ膳では困る、自らも自立に努力して、
欲しいと言う当然の発言とも取れます。

しかし家族や財産生活基盤まで一切奪われてしまった被災者にとっては
むごい言葉でもあります。

一生懸命自立に向けて努力して居る被災民に冷水を浴びせる様な発言にも
取れます。

何様の積もりだ。

上から目線で発言とは言語同断との非難が起きて居る様だ。

早速野党は辞任を求めて追及に乗り出した様です。

一連の発言については当の本人は、シッカリ知恵を出し合ってやって
欲しいと言う意味での発言だが結果として被災者を傷つけたならお詫び
するが辞任する考えは無い事を表明しました。

この発言で国会再開が1日延びてしまいました。

岡田民主党幹事長は電話で被災地が違和感を覚える様に映って居るなら、
慎重な対応をして欲しいと厳重注意したとか。

些細な事かも知れませんが、国会は被災地を人質に党利党略に明け暮れ
全く復興の目途が立たず遅々として進みません。

特例公債法然り。肝心の二次補正予算すら目途が立たない状態です。

この様な時被災地の心を逆撫でする様な発言は厳に慎むべきです。

ましてや被災地復興の総指揮を取る大臣がこの様な発言をしたら、被災民の
信用を無くしてしまいます。

言わんとするする事は判らないでも無いが・・・