日々好日

さて今日のニュースは

麻生首相退陣コールの中で

2009-02-23 09:30:05 | Weblog
麻生首相の数々の問題発言や言動のブレについて批判続出、それに追い打ちをかける様に中川財務相が醜態を世界に曝し、一挙に麻生内閣への退陣コールが沸き上がりました。
小泉政権を始めとする阿倍、福田政権全てのツケを背負わされて発足した麻生内閣
でしたが、そこに100年に一度と言う世界経済危機が襲いかかり、未だかって
日本が経験した事のない事態が発生したのです。
恐らく誰が担当しても同じ様に叩かれたと思います。
この様に擁護する事を言えばお叱りを受けると思いますが、確かに麻生政権には
非難すべき点が多々あります。
しかし我々は非難するばかりで、正当な評価を下したと言えますか?
今退陣コールは小泉チルドレンを中心にした若手議員連中の声が高い。
自分達の選挙に係わるからです。国民のためとか国家のためと言うのはただ名目
と思われてなりません。
この様な若手議員に日本の将来を託さねばならぬ日本国民は不幸です。
今月下旬には09年度本予算案と関連法案は衆院通過し、3月末には09年度
予算案は成立見込みです。
それまでは麻生内閣は保てそうですが、ただその前に二次補正予算の関連法案が 
恐らく衆院の三分の2再議決が出てくると思われます。
そこで自民党議員の造反、又は野党提出の不信任に同調する自民党議員が出れば 
どうなるか判りません。
過去に有った悪夢の再来となり、自民党は下野となる恐れも多分に有りそうです。
6月の通常国会終了まで、どうも世間が麻生内閣を保たせて呉れそうに有りません。
これだけ即解散の声が高いと、自民党も一か八かの賭けに出ざるを得ないのでは
ないでしょうか?
その時の顔を誰にするか?果たして3回政権投げ出しの汚名を着てまで自民党が やる度胸があるか?
それとも9月までずっとー、我慢比べで、任期満了を待って総選挙が出来るか?
恐らくそれは難しい事の様に思えてなりません。
考えるのは皆ありきたりの域を出ません。
何かどてかい事が起きそうですが、それが果たして国民の為になる事か?