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日々好日

さて今日のニュースは

レアメタル

2007-07-06 12:30:07 | Weblog
レアメタル(稀少金属)が高騰し日本に備蓄される量が怪しくなって産業界に与える
打撃が懸念される様になったと言う。
レアメタルとは地球上極めて少量で、その抽出が大変困難な金属元素の総称で
稀少金属、特殊金属、新金属とも呼ばれ家庭用品から産業機械、ハイテク分野で
不可欠な原材料です。日本はバナジゥム。クロム。マンガン。コバルト。ニッケル。モリブデン。タングステンの7鉱石を対象に指定し60日間の消費を目安に国家備蓄しています。
鉄銅亜鉛アルミ等のメジャーメタルと呼ばれる金属と違い商品取引所で売買される金属ではないので、世界中で引っ張りだこで価格も高騰しています。
主な産出国は中国。アフリカ。ロシア。ブラジル等南米や北米です。      アメリカが北朝鮮に急に軟化したのは、北朝鮮に埋蔵されているレアメタルが欲しい産業界の意にそったものとさえ言われます。
日本は世界でも3位に入るレアメタルの大消費国です。
中国は初め価値のない金属で日本に優遇待遇でドンドン輸出を奨励していた。  ところがハイテク製品を世界中に輸出する様になった今日、自国のレアメタルの
輸出を禁止して、ブラジル、ロシアにも好条件で開発を持ちかけ今や世界中の
レアメタルを一手に囲い込む勢いとか。
日本は今まで中国に頼っていたが、これがかなわぬ今ロシア等に開発を持ちかけると中国が好条件でヨコからひっさらわれる状態とか。
日本に残された道は、使い捨てられたハイテク商品や家庭用品、産業製品に含まれるレアメタルを取り出して使用するしかないらしい。
幸い日本にはありとあらゆる廃材があり資源の再利用として最適と思われるが、
問題は法の規制や手数や費用の面で色々解決しなければならない関門があるらしい。