続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

二ヶ月振りに黍生山へ②

2021年08月26日 04時18分28秒 | 日記

昨日の続きで8月23日(月) 黍生山に登り始めたところからです

 

共有林の下まで来るとタガが荒れたなりではありますが切ってあります

ヒロ君かな

 

でも時間が掛かりそうな所はやってありません此処は道具が無いと無理みたい

 

次もやってないけど此処はバカが頑張るか

 

こんな感じで取り敢えずのやっつけ仕事

 

共有林のフユザンショウの実

 

盗掘に遭い1株だけ残ったコクラン思った通り花が咲いたようです

 

マムシグサは殆ど枯れていましたが随分遅く出たこの株だけが残っていました

 

林道下の谷の倒れかけの大木

 

支えていた木が少し折れたようです

 

片付けてから見てみると未だ注意しながら通れそうです

 

谷底の青木は冬、鹿にしっかり食べられましたが春に若葉が出て来ました

その若葉をまた鹿が食べたようです馬鹿、枯れちゃうじゃん

 

林道に出ると頭上にアケビ

 

林道は入り口付近で道が崩落11月まで業者が空いてないげな

なので何時も地域作り委員会が刈るこの広場も車が入れないので草ボウボウ

是はこれでいいかも

 

オタマジャクシが沢山居た水溜まりもいい感じに静かです

 

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二ヶ月振りに黍生山へ①

2021年08月25日 04時18分28秒 | 日記

8月23日(月) 朝の内雨が降ったり止んだりで昼前から晴れに

午後から登山道の草刈りに行こうとするとカミが「未だ濡れてるよ。」

暫くして「そうだ、黍生山へ行こう!」

 

その前に8月22日のスタージェンムーン

 

22日は見えないだろうと21日にUPでしたが22日の方がキレイに見えました

最近の天気予報は本当に当てになりません

 

で23日午後1時39分 二ヶ月振りの黍生山です

 

門松爺さんの畑で歩地2号本名ナス

二ヶ月振りなのでバカを忘れたのか吠える吠える

 

耕作放棄地のセンニンソウ

 

久し振りに野草の写真を撮り黍生山へ登る事を実感

 

ハゼの実

 

耕作放棄地を振り返って

右の山際に道があるのですが最近猪が掘りたくって途切れ途切れになってしまいました

 

黍生山西ルート登山口です

 

登山口付近は思ったほど荒れていませんでした

 

林に入ると枝が沢山落ちていました

ここからは枝を片付けながらなので時間が掛かります

 

高さ20cm余りのキノコそれにしても蒸し暑いです

夏の西ルートは風が当たらず温室のようになります

なので8月に登ったことは記憶に無いほど少ないです

ゆっくり登れば…と思って来たのですがゆっくり登ったら熱中症になりそうです

 

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孤蓬萬里

2021年08月24日 04時18分28秒 | 日記

一番好きな漢詩は何度かUPしている陶淵明の「飲酒 その五」です

二番目はと言われると色々有って迷うのですが

今日UPする李白の「送友人」もそのひとつです

 

  友人を送る   李白


青山橫北郭   青山 北郭(ほっかく)に橫たわり
白水遶東城   白水 東城(とうじょう)を遶(めぐ)る
此地一爲別   此地(この地)一たび別れを爲(な)し
孤蓬萬里征   孤蓬(こほう)萬里(ばんり)に征(い)く
浮雲遊子意   浮雲(ふうん)遊子(ゆうし)の意
落日故人情   落日(らくじつ)故人の情(じょう)
揮手自茲去   手を揮(ふる)って茲(ここ)より去れば
蕭蕭班馬鳴   蕭蕭(しょうしょう)として班馬(はんば)鳴く

 

青い山が城の北に横たわり

キラキラ輝く川が城の東を囲むように流れている

取り敢えず君はこの地に別れを告げ

風に転がる草のように万里を行くのだろう     

空に浮かぶ雲は万里を行く君のようだ

沈む夕日はそれを見送る私の心を表している

手を振って別れを告げると

悲しそうにはぐれ馬が嘶いた

 

孤蓬は蓬は日本のヨモギとは違いアカザ科の植物バカはコキアをイメージしています。

マカロニウェスタンのオープニングシーンに風に転がる枯れ草が出て来ますが

あんな感じなんだろうなって思っています

学生の頃通った本屋のブックカバーにこの詩が書いてありました

因みに一番好きな陶淵明の「飲酒 その五」は石庭で有名な竜安寺の衝立に書いてありました

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ヘボの観察

2021年08月23日 04時18分28秒 | 日記

8月21日(土) 一昨日は雨の止み間が大分あったのでヘボの巣を見てみました

 

巣箱に近づくとショウリョウバッタが飛んできました

そんな所に居るとヘボの餌にしちゃうよ

 

餌に付いているヘボ

6日前の巣

今回(21日)の巣   この順番で掲載します

No.1 7月28日に捕獲時10cmの巣順調に成長しているようです

何処かで大化けしてくれないかなそんな気がします

 

No.2 7月30日捕獲 今季最大の巣

これが一番元気なんですが最近餌の減り方が少し鈍化しているかも

 

No.3 7月31日捕獲 超偏平巣相変わらず外被ばかり延びていますが中で巣の延びている気配

 

No.4 8月2日捕獲 谷底の切り株 引っ越し当初は心配でしたが最近順調に成長しはじめました

 

No.5 8月3日捕獲時10cmのピン 胴丸なので内部は見られません

引っ越し当初は潰れるか?と思われるような通いでしたが最近は巣なりの通いでホッとしています

いずれにしても今年は3Kg を越えるような巣は期待できないかも

 

昨夜の満月はスタージェンムーン(チョウザメ月)だったそうですが

見られるかどうか判らなかったので前日のこの日に撮りました

 

一寸雲がかかっていますが略満月でした

なんでチョウザメ月なんだろうこれってキャビア

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良寛

2021年08月22日 04時18分28秒 | 日記

乃木希典の漢詩を載せたとき山小屋さんが感心しておられたので

じゃあ今度は山小屋さんの所の漢詩!って思いまして上杉謙信を載せようと思ったんですが

UPしている途中でもっと好きな人が居る事に気が付きました

以前一度載せた出雲崎の町名主の長男「良寛」です

 

少年捨父走他国   少年 父を捨て他国に走る

辛苦画虎猫不成   辛苦 虎を描いて猫にも成らず

有人若問箇中意   人ありて もし箇中(こちゅう)の意を問わば

箇是従来栄蔵生   是はこれ 従来の栄蔵生(えいぞうせい)     栄蔵:良寛の幼名

 

子供の頃家族を捨て他国に行ってしまった

辛い修行の末に虎を描いても猫にも見えなかった

「おい、あいつ有名に成ったらしいけど今どうしてるんだ?」と聞かれたら

「いやあ、昔の栄蔵のまんまだよ。」と言って欲しい

 

良寛は22歳の時出雲崎に布教に来た円通寺の大忍国仙和尚に認められ

備中(岡山県)の玉島について行きました

家族皆が見送ったと言いますから出奔ではなかったようです

それでも良寛の胸には国を捨てたと言う思いがあったのでしょう

円通寺で修行の後諸国行脚をして40歳の時越後の国上寺の五合庵に住み余生を送ります

良寛の漢詩には無題が多いですがこれは詩を作ると言うより

自分の気持ちを書き留める為だったからではないかと思います

 

ところで謙信を止めて良寛にしたんですが謙信の辞世だけは紹介させて下さい

 

四十九年一眠夢     四十九年 一睡の夢

一期栄華一盃酒     一期(いちご)の栄華 一盃の酒

 

四十九年の人生なんて一睡の夢のようで

一時の栄華なんて一盃の酒ほどのものでしかない

 

あれだけ八面六臂の活躍をした謙信の人生が一盃の酒ほどのものだったとは

果てしない戦いが虚しかったのかそれとも遥かに大きな望みが叶わなかったからなのか…

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