続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

今年最後の生堀

2021年08月06日 04時18分28秒 | 日記

昨日の続きで8月3日(火)念願のピンの巣を掘り上げます

 

車に堀上げの道具を持ちに行っている間に面さんがヘボの巣に脅しを掛けていて呉れました

 

戻ってくると石野の方の応援に行っていた俊さんも来ていました

面さん、俊さんの応援を得て今年最後の生堀です

 

例によって青いチョーク粉を穴に吹き込みました

これはバカが考えたのでOHC以外ではやっていないと思います

半分気休めで時々役に立ちます

 

時刻は午後4時山の中はもう暗いので俊さんがライトで照らして呉れました

撮影は例によって面さんです

モグラ穴が縦横に走り穴を追っても追っても巣が出て来ません

 

洗面器くらいの範囲を掘ったところで穴を追うのを止め

最初に怪しいと思った入り口付近のモグラ穴とは反対側を掘ってみました

すると直ぐ巣が出て来ました

写真は夕方で色温度が高いので茶色く見えますがずっと白っぽい巣です

掘ったことが無い方は巣は入り口周囲の何処かに有るのだから

見つけるのは難しくないと思われるでしょう

ところが巣を壊さず探さなければいけないので少しずつ少しずつ掘らなくてはいけません

防護服を着て1m四方を掘るのは大変な事です

しかも希にとんでもなく深いところに巣が有ったりするので厄介です

見つからなくって探すのを諦めることもあります

そんなときは翌日行くとヘボが通っているので判りますがその前に獣に掘られるかも知れません

 

ピンの巣はグンの巣より遥かに壊れやすいので非常に気を遣います

 

この写真でも巣の左上に直径2㎜くらいの根がありますが

これが切れた時の反動で根の右の方にひび割れが入っています

 

さらに大きなひび割れが下の方に出来ましたが

幸い崩れることもなくヘボが出る事も無く吊りバンドの上に載せることが出来ました

 

この日は12.5cmの移送箱しか持っていかなかったので10cm余りの巣には大きすぎました

 

バカが箱に収めている間に俊さんが帰還蜂2匹と逃げ出した蜂1匹を捕まえてくれました

 

掘ったところを埋め戻して終了です

 

面さんが「ピース、ピース」と言うので…おかしな事が恒例になりましたでも記念になります

 

捕獲した蜂3匹をセルロイドの煙で眠らせて箱に入れます

 

唯一空き家だった胴丸に2年振りにピンが入りました

仕事が終わり丁度1週間

疾風怒濤の1週間でしたが我が家の巣箱5つは満タンになりました

普通はひと月半かけて満タンにするのでこんなハードなヘボ追いは初めてでした

面さん、俊さんの強力なバックアップのお陰です

コメント (8)
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