国立科学博物館(科博)で10月26日~2月6日の期間
『空と宇宙展』という企画展が行われている。
まだまだ会期は長いから・・・と呑気にしていたら、
科博のメルマガで「はやぶさ」のカプセルの展示は今日までと知った。
はやぶさ君ファンのかめしーたは、
朝の空き時間を使って、あわてて行ってきた。
夏に初公開された時、炎天下何時間も待つ人たちの列のニュースが頭にあったので、
早起きして開館前に着くように出かけたが、気が抜けるほどの列。
「はやぶさ」の展示会というわけではなく、
日本の航空・宇宙史の展示会=「空・宙」への夢と挑戦の展示会。
会場はそれほど広くないが、展示品は多い。
ちょっと動線が分かりづらく、見にくかった。
最近はやりの解説ヘッドフォンも借りてみたけどいまいち・・いらないな。
日本製の飛行機の模型もたくさん展示されていた。
こちらは「隼」。中島飛行機製作所の飛行機だ。
中島飛行機製作所は、西東京市、そして下野谷遺跡にも深く関係している。
この話は、またそのうち。
はやぶさ君の実大模型。
この小さい体で7年も宇宙を旅してきたんだ。すごいね。
残念ながら、カプセルは写真撮影禁止だったけれど、
すごくきれいで、とても火の玉になって落ちてきたものとは思えなかった。
それもこれも、やはり、日本の「ものづくり」の力はすごいと再認識した。
2010年6月13日の夜、
かめしーたは帰還するはやぶさ君の最後の雄姿を、
ネット配信されるライブ映像で見ていた。
花火のようにきらめいて散るはやぶさ君本体と、流れ星のように地上に向かうカプセル。
配信してくれたのは確か和歌山大学?のある研究室。
ライブ映像のあとすぐにYou Tube に 投稿された映像には、
あとからはなくなってしまったけれど、
最初は、中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」がBGMで入っていた。
♪ ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない
ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない ♪
泣けた。
実は、子供の頃、かめしーたは一時期、宇宙飛行士になりたかった。
でも、その当時は、虫歯が一本でもあると
宇宙飛行士になれないと言われていて(ほんとだったのかな?)
かめしーたの夢はあっという間に、儚くもついえた。
そのあと、高校生になって、たまたま参加した発掘が楽しくて楽しくて、
夜を徹して議論する人たちが、とてもとてもかっこよく思えて、
考古学者になりたいと思った。
♪ 行く先を照らすのは まだ咲かぬ見果てぬ夢
遥か後ろを照らすのは あどけない夢 ♪
今日の会場には子供たちがたくさん来ていた。
「あどけない夢」が、きっとたくさん生まれている。
『縄文の森の秋まつり』や『民具展示』でも、そんな「あどけない夢」が
ひとつでも生まれていたら、ほんとうに幸せなんだけどなあ・・・。
迷いに迷って選んだお土産。
後ろにあるクリアファイルは会場にはなく、普段のミュージアムショップにしかなかった。
そうそう、会場では売り切れの「はやぶさプラモデル」も、ショップにはあった。
確認しなかったけど、見た目は同じに見えた。
迷ったけど買わなかった。飾る場所がないから…(涙)。
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