昨日の朝、愛車、ソラ吉とカメリーヌ2世(自転車です)に初霜が。
郷土資料室の窓から見る風景もすっかり初冬の趣に変わりました。
そんな昨日、今日の伊勢型紙体験教室の準備中に、うれしい訪ね人が!
お昼を食べて事務所に戻ってくると、なにやらうろうろする怪しい人影。
どうも中学生の男の子らしい。
「なにか御用?見学?」
「いえ・・・。実は僕 、4年前に・・・」
なんと、4年前、下野谷遺跡公園を造成する前に行った
発掘体験教室に妹と参加した当時小学生のSくんだった!
4年のうちに姿も声もかわり、すっかり成長していたので全くわからなかった。
ごめん!
Sくんは、発掘体験のあと、その時お母さんや自分が撮った写真をもとに、
発掘の方法を説明するパネルを作り、
また、オーブンで焼ける粘土を使って土器を作り、学校での自由発表の作品にした。
とてもよくできていたので、その後、郷土資料室でおかりして、展示させてもらった。
今でも、夏休みの期間などに、他の子の作品とともに、
自由研究の参考に展示させてもらっている。
今は中学生のSくん。
4年前、縄文時代のことをしらべたので、歴史の点数はいいのだと笑った。
今はサッカー部で汗を流しているけれど、
将来は?と聞くと、
30~40%ぐらい考古学者もいいかなと思っているそうだ。
うれしいじゃないか!
ちょうど、今日の伊勢型紙教室の準備中。
予行練習に付き合ってもらいながら、
どうしたら、郷土資料室に中・高生が来てくれると思うか意見をきいた。
今日体験教室を行う伊勢型紙の技術は、
他の伝統技術と同じく後継者問題を抱えている。
今日の体験教室に参加して、興味を持ち、
Sくんのように、ちょっとでも、将来は伊勢型紙職人もいいなあ、
なんて思ってもらえたら、幸せなんだなあ。
そんなことを思いつつ、準備も万端!
今日の教室を、お楽しみに!
(残念ながら、定員に達したため、飛び入り参加はできません。ごめんなさい。)
つい今朝も元気いっぱいでメッセージをいただきましたけど。
こんなに探してる方がいるのに~、
なにを思って障害者の人だけ目当てにしちゃうのかなあ。
本当にわからないけど、メールしてみたらいかがですかね。