台風14号が来ているので、今日は1日雨とか。
来週3日は『民具展示』。台風のあとの秋晴れ予報信じてます。
さて、お祭りの続きです。
早稲田大学には、考古学研究室以外にもう一つ、
考古学好きの学生の集まっているところがあります。
それが、早稲田大学考古学研究会=考研です。
こちらは学生サークルで、会員の学部もいろいろ、他大学の学生もいます。
学生サークルですが、多くの考古学研究者を輩出してきた、歴史あるサークルです。
今回のお祭りでは、こちらの学生さんも大活躍!
昨年に引き続き『勾玉づくり』ブースを開いてくれました。
勾玉ブースは大人気。
受付で、勾玉キットをもらい、お姉さん、お兄さんに作り方をならいます。
こちらが『勾玉キット』。
手作りの『勾玉読本』つき。
縄文時代には、ヒスイなどの堅い石も使いますが、
今回は柔らかい「ろうせき」(昔、道路に絵を描いて遊びませんでしたか?)
を使っていました。
削る道具も、縄文時代は石の道具でしたが、今回は紙やすり。
こんな、紙芝居風屋さんふうの説明をきいて
(考研のみんなの似顔絵つき。似てる!!)
勾玉づくり開始!
みんな一生懸命。
完成した勾玉を首から下げて、さあ!次のブースに行こう!
考研のみなさん、お疲れさま!
会場には、後輩の活躍を聞きつけた、地元に住む大大先輩達も訪れ、
歴史あるサークルのあったかい絆を感じました。
ところで、どこでも、大人気の勾玉ですが、
あの、くにゅっとした形は、まだ縄文時代には、あまりありません。
下野谷遺跡でも、ペンダントトップと考えられる石の玉が見つかっていますが、
形はイノシシの牙にそっくりです。
「したのやムラ」の狩りのリーダー「ぎん」がつけている
獲物のイノシシの牙のお守りに似せて作ったのかも。
©S.Takishima2007
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