って言う事でTW217A5をオーバークロックしてみた。
注)オーバークロックは危険ですので自己責任で!
まずTW217A5のBIOSにはCPUの美味しい設定はもちろん無く、
ソフトでクロックジェネレータを乗っ取る簡単な方法しか無い。。。
電圧いじれればもう少し・・・orz
ソフトの設定の為にTW217A5のクロックジェネレータを探してやっと見つけた時、
ちょっと面白くなったのはkakipがマニアだからだろう(汗)
TW217A5のクロックジェネレータはなんとCPUのシートシンク下に隠れていました。
おかげで2度目のカチ割りしました(笑)
型式は「 ICS9UMS9610BL 」です。
そしてこのクロックジェネレータがオーバークロックの定番ソフトに対応していたのでラッキー♪
今回使用するソフトはSetFSBです。チップセットのUS15Wも対応しています。
って事でチョチョイと実験!
まあ、このソフトは有名なので使い方は省略。
デフォルトは133MHzなので徐々に上げてはCPUに負荷をかけ、
温度等に問題なければ次に・・・っと進めて
結果的にkakipのTW217A5は「142MHz」まではソコソコ使える事が判明。
常用するにはちと温度が厳しいが軽作業なら使えるかも?
(144MHzでパイ焼失敗、150MHzでフリーズ、それ以上で吹っ飛び)
結果的に1704MHzまで耐えて、パイ焼(スーパーπの104万桁完走)も数回出来ました。
処理の重いDVIXなどのフルスクリーン動画(GOMにてアクセラOFF)にも耐え、
頑張ってくれました。
温度が58℃まで上がっては、ファンがフル回転で冷却し40℃台まで落としてくれます。
ちなみにダウンクロックはダメでした。(これ出来ればバッテリーがもっとモツのに・・・)
感想・・・せめて1割ぐらいのマージンがあるかと思ったんですが、意外とダメでした(^^;
さらにTW217A5はクロックアップするとかなりの確率で処理が遅くなりました。
今回最終的にたどり着いた周波数では結果としてパイ焼が2分43秒→2分19秒に
なりましたが、他の周波数では2分後半と悪い結果になります。
(体感はありません。数字のお遊びだけです。)
まあ、常用はしない方が賢明ですね(^^
早くなるかもしれませんが、スタートアップ等にこのソフトを入れておくだけで
起動が遅くなる事を考えるとあまり利点はありません。
(高処理の時だけにソフトを起動するならかなり有り?
まあ、普通の人にはそんな機会無いかな?)
って事で長くなりましたがオーバークロック編はおしまい。
そもそもやろうとした切っ掛けはコメント欄の質問でCPUを交換したいとの相談があり、
処理速度が足りない?のかな?との疑問から実験してみただけなので
皆さんはお遊び程度にしておいてください。
壊れてからでは遅いですよ(^^;