怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

奈落の底の怪人クン

2005年04月29日 | Weblog
ネオン街キャバの旅、大構造改革―――。
すべてをシャッフルだ。リセットだ。何かが狂い始めた。このモヤモヤは一体何だ?空回りする時はとことんするものだ。
18:30。1軒目。この時間なら40分フリー1600円で遊べる店。表にいた呼び込みのおっちゃん(店長)に尋ねる。「L-8番いる?」首を振る店長。指名嬢休み。あっ、そう、なら帰る。他の嬢に用はない。しょっぱいなぁ。撤収。
2軒目。“天竺の女医”で「薬」を1投与するも不完全燃焼にて40分1セットで終了。確かに元気は注入された。が、しかし…。いつもなら大満足するはずなのに何かが足りない。モヤモヤがさらに募る。
21時ちょっと前、頼みの綱 “夜の画廊”で初指名嬢かフリーを狙うも「申し訳ありません。ただ今大変混み合っておりまして女のコが回らないんで1名のお客様はお断りしてるんですよ。少し時間をずらしておいでくださいませんか?…」。入口で断られる。オイオイオイ、冷たいじゃねぇか!“画廊のホリエモン”よぉ。この業界には“常連様”を大事にするというか、“顔パス”システムはないのか?頻繁に訪れる1人客は門前払いで、たまにしかこない数名の団体様は笑顔でおもてなし…。1対1が基本のキャバの世界には常連も一見もないのか?あるのは諭吉至上主義。夜の世界に限らず、商売である以上これは当然である。一人より二人、二人より三人。その昔大ヒットした『泳げたいやきくん』(子門真人)のB面は『1本でもにんじん』(歌手名不明)だった。それはさておき…。
“夜の画廊”が入っているビルを出ると、その真向かいに位置する“ZUMA-PUB”のタコ社長が道路を隔てた店の入口からこちらを見て手を振った。「たまには寄ってくださいよ」。う~ん、今宵はグレードの高い絵画を鑑賞したい気分なんだよなぁ。
キャバはひとまず諦めよう。すぐ横の路地を入る。“嘆きの店主”の店。この時間だもんなぁ。混んでるよなぁ。外側にテーブルが出ていた。お客たちが座っている。こりゃダメだ。中まで一杯だ。Uターンしてそこから北上。
“ネコの足跡”へ向かう。ところが、入口の札を見て唖然。これを何と読む!?『アメリカ横断ウルトラクイズ』の福留アナの絶叫口調が聞こえてきそうだ。“CLOSE”の文字が淋しさをより強めた。や、休みぃ~。トドメを刺された気分だ。待てよ?今宵は木曜日。あ、そうだった。ここは木曜が定休日なのだ。ついてないなぁ、ったくぅ~。どいつもこいつも…。最悪だ。気分はもう、“奈落の底の怪人クン”である。
こうして怪人クンのネオン街構造改革はいきなり暗雲垂れ込める状況へと追い込まれてしまった。このままでは帰れない!さぁ、どうする?怪人クン!


※コメントを読んで。トドよ、ありがとう。
※あまりの空回り振りに、夕方電話をくれたうたさんに再度メールで『今宵は最悪だ。空回りだらけだよぉぉぉ!!!』と愚痴ってしまいました。ところが23時過ぎ、再び“夜の画廊”へ行ってみると…救世主がいたのです。彼女の名はムーミンと言っておきましょう。決めた!これかはムーミンが怪人クンの常宿だ。過去に2~3度ヘルプで付いたことがあったのですが、今宵は初指名。“画廊のムーミン”はこれからメインキャストとして頻繁にこのブログへ登場することでしょう。
※3月6日(日)に行われたナバ&メグの披露宴での“怪人クン猪木”写真が届きました。会場のみなさんと共に「1、2、3、ダーッ!」