怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

彼女の時間

2005年04月03日 | Weblog
キャバ嬢に限らず、風俗嬢もしかり。ネオン街で働く女のコたちは“夜の顔”以外にも別の“顔”がある。主婦もいる。昼間はOLであったり、フリーターで複数のバイトをこなすコもいる。実に様々だ。生活設計にルールはない。
キャバ嬢に限定して話を進める。。
オキニ嬢もいわゆる“腰掛”という形でキャバ嬢をしている。つい最近彼女は昼間のバイトを変えた。新しい仕事はほぼ毎日出勤しているようだ。メチャメチャ忙しいという。でもやり甲斐があるので楽しいと彼女からのメールには書かれていた。いいことじゃないか。それだけなら『がんばれ!がんばれ!』とエールを送るだけですんだのだが…。
彼女にとって怪人クン「お客」である。夜のお客だ。その立場からすると複雑な気持ちになるのも事実。『キャバは週3くらいにしたんだ。夜の仕事より昼の仕事に力を入れてるからさぁ…』。今までは週6出勤。店に行けば彼女は20時からラストまで、いちいち出勤か否かの確認作業をすることもなく、確実にそこにいたのだ。“怪人時間”で彼女を捕らえることができたていたのだ。
今は違う。立場は逆転した。彼女がお客を待つのではない。お客が彼女に合わせることで、不定期出勤の彼女を捕まえることができるのだ。彼女のメールを読み返すたび、“夜より昼。夜はおまけ…”。そうとは言ってないが、そういう風に聞こえなくもない。振り回される自分が腹立たしい。
この店に行けばボーイも当然怪人クンは“彼女の客”として見る。だから店に行っても彼女が休みなら入口で『本日はお休みしております』とだけ言い、決して他の嬢は薦めてこない。こちらも「じゃぁ、また来るよ」そう言って店を後にする。
でも待てよ。考えてみればこれもおかしな話なのだ。怪人クンは確かに彼女の指名客ではあるが、何も彼女と“独占契約”を結んでいるわけでもない。TBSに出ることもあればフジテレビにも出ることもあるタレントと同じで、そもそもは“フリー”なのだ。そこにはたくさんの“絵”があるのだ。いろんな“絵”を鑑賞する権利も自由もあるのだ。彼女たちだって複数の客を相手にする。指名したからといって一人のお客が時間内であろうと“独占”はできないのだ。だったら対等でいいじゃないか。こちらだけが彼女に気を遣って帰る必要はない。ボーイも構わず他の嬢を薦めればいいのだ。その場に彼女はいないのだ。遠慮せずにもっともっと営業しろ!お客をその気にさせろ!簡単に帰すな!
そんなことが頭に過ぎった土曜の23時過ぎ。3連夜の“ネコの足跡”からいつもの場所へ歩を進めた。入口まで行くも引き返してしまった。そう、無性に“彼女の時間”に翻弄(ほんろう)されてる自分に腹が立ったのと、彼女の『夜はメインじゃないんだ…』という言葉に、どうせなら、夜1本で仕事する嬢を指名しようかなぁとか、そんな“腰掛”のヤツにカネ落とすのもバカらしいなぁと思った怪人クンもいて…扉を開かせなかったのだ。
とはいえ、また通ってしまうのが“旅人”なのである。馬鹿だね(笑)。

※“笑顔の達人”、お疲れ様でした。今度は約束どおり“横目線”で会おうな!
※署長に電話して愚痴りました。吐き出したらスカッとしたよ!
※ちょっと古い話題ですが、写真がないので…。3月27日、中山競馬場にて。ハズレ馬券(写真)。