街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

思い出の自転車旅行(九州編)ディスカバージャパン スタンプ

2008-11-30 07:44:00 | 自転車

 国鉄宮原線(豊後森 恵良~肥後小国)(廃線)  私が初日に一泊した(無断で)町田駅(無人駅)の次の駅である。今はもう跡形もないのではなかろうか。

 国鉄豊肥線(熊本~大分)(JR現役線) 二日目 阿蘇高森に向う途中駅である。
 1970年から始まった国鉄「ディスカバージャパン」の記念スタンプである。
さらにこの時、国鉄提供の番組「遠くへ行きたい」が始まり、今でもJR提供で続いている。
 別にスタンプを集めるという気持ちではなかったが、訪れた記念として各駅で押印した。
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-29 10:47:02 | 自転車

 ゴールのVサインが自然と出てしまった。それまでは最高三泊四日だったものだから自然に出たのである。あとで考えたら自分でも恥ずかしく思ってしまったものだ。そのころ流行だったもので、自分では流行などに感化されないと思っていたからだ。

 その夜母と愛犬と無事帰宅の記念写真だ。愛犬は興奮している。

 今は亡き父との記念写真だ。父が恥ずかしさを抑えてはにかんでいるように見える。これまで生きてきて父に酌をするなど初めてなものだから、する方もされる方も恥ずかしいのである。男親の典型だな。
 母にしろ、父にしろ、愛犬にしろ、我輩も笑顔がいい。懐かしくて涙が出そうだ。
 私の両肩には肩章のようなものがついているが、ガーゼに絆創膏なのである。
火傷の痕である。ランニングシャツで走ったものだからひどい日焼けになったのである。ある温泉で身体を洗ったとき黒く小さいものがタオルについてきた。そのときは判らなかったのだが湯に浸かると肩に沁みるのである。ようは水ぶくれになったところをタオルでこさいでしまったために皮が剥けたのである。風呂から上がった時に温泉の方が見かねて治療してくれたのである。よほど激しかったのだ。
 
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-29 10:19:11 | 自転車

 辻氏と別れ都府楼跡を後にした。30分ほど走り、友人宅(屋形原)に着いた。
中学二年生の時、彼が熊本から転校して来た。それ以来の友人である。高校は別であったが、高校を卒業してから博多へ引越しして行った。それでよく博多まで遊びに行ったものだ。この彼も自転車好きなのだ。高校時代は三人でよく自転車で走りに行ったものだ。この夜は当然のようにアルコール漬けだった。

 翌8月30日 愈々ラストランだ。国道3号から国道199号を走った。そのころはまだ若戸大橋には人道がついていたのでそこを走った。ゴール間近である。
 午前9:15~午後14:50自宅到着 楽しい旅だった。
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-28 11:23:25 | 自転車

 大宰府で出会った佐賀大学一年生 藤野君だ。佐賀から一人で走ってきていた。
私と違って綺麗なものだ。見るからにおとなしそうに見えるだろう。果たしてそうなのであった。記念撮影をし、できた写真を送ることを約し、互いの無事と励ましの言葉を交わして別れた。

 都府楼跡で出会った辻氏。この時既に御年72歳 自宅のある香椎から実用自転車でここまで来ていた。遠くから見ているとなにやらチビリチビリとやっている。 飲酒運転じゃないか、そんなことでいいのかと思いながらも、写真を撮るためにどうしても傍に寄らねばならなかった。すると向うから声を掛けてきたのである。
 私が来たときから見ていたそうで声を掛けるきっかけを待っていたそうだ。 
飲めと言う。そう言う訳にはいかんと丁重に断った。そこから二時間かけて私の九州一周の話に耳を傾けてくれたのである。別れる前、辻氏に二人の写真を撮ってくれ、出来たら送ってくれと頼まれたのである。これがその時の写真である。
 私は写真を送った。丁寧な返事が来た。私と会えたことを喜んでくれていた。
翌年、写真を送ったのと同時期に残暑見舞いを出した。返書が返ってきた。差出人の名が違うのだ。読んでみると辻氏は数ヶ月前に亡くなられたという内容なのであった。また、父(辻氏)が大層喜んでいた。父になり代わりお礼を述べると言う言葉で結ばれていた。私は手を合わせることしか出来なかった。
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-28 10:47:02 | 自転車

昭和49年8月28日 佐世保から船小屋温泉までの道中、後ろに見えるのは筑後川昇開橋である。この当時は国鉄佐賀線(佐賀~瀬高)であり、あの柳川も筑後柳川という駅があった。今では見る影もなかろうが、橋は記念物として残された。
 船小屋温泉に到着したのは午後二時ごろだった。三軒の旅館に宿泊の可否を尋ねた。自分の姿がみすぼらしいので相手の意向を尋ねたのである。案の定三軒ともあっさりと断られるはめになった。別にこの地に泊まらなくても博多まで行けば友人がいる。もうひとっ走りすればよかったのであるが、少し回り道をして行きたかったことと、この地を流れる矢部川のある風景に一目惚れしたからである。
 ようやく四軒目で契約成立し、落ち着いて川辺を散策することが出来た。

 翌29日船小屋を発ち、久留米、甘木、二日市、大宰府、都府楼、友人宅までだ。
 ご覧のように石碑が傾いている。これが目に飛び込んできた。いい写真が撮れたと自負している。今のように整備され、かつ公園化されていたわけではないのだが、気持ちのよくなる場所であった。
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思い出の自転車旅行

2008-11-27 00:30:44 | 自転車

 高一の9月、二度目の中津である。中学の同級生と一緒に耶馬渓を目指した。
この彼が九州一周、福井県境往復時のスタートの写真を撮りに来てくれた本人である。よくも懐かしい写真が出てくるものだと感心する。約40年も前だもんな。
 こんな写真を掲載していいのか?いいのではないかな?うーむ、載せてしまったのだからいいのだろうな。
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-27 00:18:15 | 自転車

 佐世保重工(SSK) タンカー建造中をバックに。
 私の第二の故郷に着いた。これでゆっくりと身体を休めることが出来ると思うとほっとする。
 以前 佐世保から北九州までを10時間で走ったことがある。翌日には帰ろうと思えば帰ることが出来るのだが、まだまだ走るつもりでいる。
 翌日は一日中眠りこけていた。十分に骨休めが出来たのである。
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復活 8600型

2008-11-26 14:39:55 | Weblog

 そう言えば 阿蘇を走っていた8600型が来年復活するとのことだ。それでアルバムを探してみるとやはり出てきた。SLあそボーイで、ここは豊肥線阿蘇一宮駅。もう十数年前になる。またこの雄姿を見ることが出来るのであろう。ただ八代~人吉間ということだったから、少し遠くなる。
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続また銭湯に行く

2008-11-26 09:57:22 | 中津街道


 汐湯からの帰路に中津街道を辿った。これで母も中津街道全走破となるのである。途中、溜池が目に入った。おや、護摩粒のようなものが池面に浮いている。車を止めて目を凝らしてみた。水鳥が骨を休めているのだった。薦神社の内宮である「みすみヶ池」でも同じ光景を見た。風景は違えども鳥が休める場所があることはいいことである。やはりいい時季に来たものだと母と話しながら中津街道を上って行った。
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思い出の自転車旅行(九州編)

2008-11-26 09:36:20 | 自転車

 昭和49年8月25日(日) 人吉から八代、鏡町、松橋、三角駅、大矢野町、青少年旅行村までの行程であった。この旅行村で一泊した。小学校の跡地で泊まるのは教室である。飯盒で米を炊き(炊き方は父が教えてくれた)、熱々の飯を食った。いやー美味しかったこと。今でもその味は忘れられぬ。
 翌朝、その海岸から対岸を望むと、正面に雲仙岳が見えている。いい写真である。独断と偏見ではあるが。
 本日は三角港から島原に渡り、諫早、大村、早岐、そして佐世保までだ。佐世保は私の大学があり、私の寮がある。さすればゆっくりと身体を休めることが出来るというものだ。
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