内部主体は竪穴式石室であったろう。更に当該古墳は方墳であり、周溝をも持っている。説明によれば一辺25mの周溝であったようだから九州に所在する方墳としては大型の部類に入るだろう。
ここ一本松公園の由来が書かれてある。更には古墳上にあった松は除かれている。風が吹いたときに木が揺れて封土を破壊するからである。そうならないために古墳上の木は伐採されなければならないのである。
この案内図になると図の左の道路から入って行くとやはり⑤があてられている。それが小町塚古墳である。それより少し上に行くと④があてられている。それが茶臼塚古墳である。
案内図の下の方から入ってくると左に⑤があてられている。それが小町塚古墳である。当該古墳は津袋古墳群七基のうちの一基である。同公園内にはもう一基あって④があてられているのが茶臼塚古墳である。
名前にぴったりだろ。言いえてるよな。茶臼塚と言う名の付く古墳は数々あれど・・良い眺めではないか。
小町塚古墳(熊本県)
津袋一本松公園内に保存されている円墳である。元の大きさは23.7mもあったということで円墳の裾に砂利を敷いて築造時の大きさを表している。この近辺には古墳が点在していることから津袋古墳群と呼ばれ、当該古墳もその一員である。同じ公園内で直ぐ近くに茶臼塚古墳があって説明は一緒に書かれてある。小野小町の墓だと言ったものがいて信ずるに値せずと書かれているのが面白い。主体部についても書かれてはあるが未調査であるため確認できない。参考の為に「はなのいろはうつりにけりないたずらに わがみよにふる ながめせしまに」小町の墓は山口県にある。
当該ブログの記事は令和2年(2020)2月20日から26日までである。