街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

八屋小学校 二宮尊徳先生像

2008-11-09 00:42:44 | 中津街道

 「二宮尊徳先生」像から見た八屋小学校である。正面一階右手に職員室がある。像が将来を担う子供達を見つめていないことが私には少々残念でならぬが。

 彼は、子供達の校門から出入りする元気な姿や、校庭で元気に走り回る子供達の姿を横目で見やりながら将来の夢を膨らませてきたのであろう。何年いや何十年とそれは続けてきたのであろう。閑かに、そして黙して佇んでいる。
 歩くという原始的な行動は、他人の言葉を借りると、それは心を揺さぶるものを見つけることが出来る唯一の行動かもしれん。小学校の校庭には既に秋が訪れていた。
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また銭湯に行く

2008-11-09 00:22:43 | 中津街道

 ここは豊前市立八屋小学校である。中津街道沿いに門はある。二宮尊徳像の写真を撮るために、まずは学校の許可を得ないといけないので職員室を探しに入っていった。職員室はすぐに分ったのだが上がっていくには靴を脱ぎ少し回り道をしないといけない。それで窓も開いていたし、二人の先生もおられたので窓越しに許しを請うことにした。初めはすっとんきょうな顔をされていたようだが、私の説明でご理解されたようだ。めずらしい人が来たものだと思われたであろうが笑顔で快諾してくれた。職員室の一つ上の階からは算数をすすめている先生の声が聞こえていた。

 「二宮尊徳先生」像である。背中には背負子にいっぱいの薪、すこし前屈みで書物を読み歩を進める姿である。
 像は木々に囲まれ小さな倉庫に挟まれて立っている。しかし、彼は勉学にいそしむ児童達の方向に顔を向けてはいないのだ。校門を入って左手にひっそり閑として佇んでいるわけで、門を横から見る姿なのである。
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