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街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

思い出の自転車旅行

2008-11-11 08:28:19 | 自転車

 亡き父が昭和20年8月終戦と同時にソ連に抑留されて以来、昭和24年、日本に引揚げて来た。そのときに上陸したのが舞鶴である。その舞鶴港の写真を撮って福井県境に向った。そして愈々その時が来た。昭和50年8月26日午後12:30 とうとうやって来た。露出している肌は既に真っ黒である。
 当時自転車の旅は陽に焼けることが勲章のようなものだったし、それが猛者を顕著に顕したものだった。
 事実大学に帰っての体育の時間、教授が私に問いかけた。自転車で何処かに行ったのかと。こうこうでと言うと、お前はもう授業に出なくてもよいし、「優」をやる。それで後期の体育授業は出なくて済んだ。前年の九州一周のときもそうであったので、教授はそれを分っていてくれた訳である。何故問い掛けたのか。それはあまりにも陽に焼けていたからだ。
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また銭湯に行く

2008-11-11 07:21:40 | 中津街道

 小倉口から数十メートル先に西口門跡の石垣がある。小倉への出入り口である。やはり道は鉤状になっている。それを入ってすぐの正面に汐湯はある。ところが車を止めるスペースが無いため中津城に回らねばならない。
 ここをすぐ右に折れ、最初の交叉点を左折すると目の前である。

 ご覧のように左の石垣は復元中であるも、当時の石を使ってないのでちぐはぐである。風情などどこにもない。
 しかし、正面の水口門跡は趣があってなかなかよい。積まれた石などは整然と切り出したものではなく自然石を積んだようで、それが趣を醸し出しているのであろう。気がかりなのはその上に生えている樹木であって、その大きな根っこが石垣を崩壊させていっていることである。
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