ヒナノシャクジョウ
多年生の腐生植物でとても小さく、写真のものは高さ15mmほどです。
側に落ちている笹の枯葉からその小ささが想像出来るでしょう。
まだ開いていませんが、開くと淡い黄色の花弁を覗かせます。
RDBの山口県カテゴリーは絶滅危惧1A類。
驚く事に昨年はここに生えていたヒナノシャクジョウが掘り取られていたのです。
蕾まで確認していたものを写真に撮ろうと再度行ったら姿を消していました。苔に鋭利なナイフ様のものと思われる痕が付いていたのが痛々しかったです。
腐生植物ですから菌類と共生関係にあると思われますので持ち帰っても育つ筈は無いと思いますし観賞価値が有るとも思えませんが・・・。
コクラン
どんより曇った林の中、あまりに暗いのでライトを当てたら茎が白く光ってしまいました。
オオカモメヅル
オオカモメヅルと判明しました。♪
花弁の白い毛羽立ちが特徴のようです。
オトギリソウ
悲しい由来のある名前、漢字で書くとちょっと怖い!
誰が盗掘するのでしょうね~~。許しません。
コクランも初めてです。
珍しいもの満載すごいですね~~。
カモメズルではないでしょうか・・?
コバノカモメズルは以前住んでいたところの
建物の入りのツゲの木に絡まって咲いていましたが雰囲気がちょっと違う気がします。
昆虫は意外に花より魅力的かも知れませんね。
このプロのカメラマンは接写レンズを自分で作って撮影だそうです。ご存じでしたらごめんなさい。
http://www5.ocn.ne.jp/~kuriken/html/japan/j-second.html
写真のカモメヅルの仲間はオオカモメヅルでした。
毛羽立っている花弁で見分けが付きました。
有難うございました。
ヒナノシャクジョウは明らかに人為的に削られた跡と共に姿を消していました。
心が痛みますね。
栗林さんの名前が存じていましたがHPは初めてです。
良いHPを紹介して下さって有難うございます。
マクロの接写で背景が鮮明に写っているのに驚きました。リアル感が増しますね。
広角接写でも似たような効果が出せるのでは思います。今度試してみます。
オトギリソウはこちらでも目につきますが、それ以外の植物は初めてです。
盗掘は本当に腹が立つと同時に、とても悲しいことですね。それまでして我が物にしたいのでしょうか。それとも商品として扱っているのでしょうか。
花盗人に悪人はいないというのは嘘かもしれません!
ヒナノシャクジョウは温帯性ですから銀の鈴さんの地方では見られないかもしれませんね。
とても小さな植物ですから自生していても見つけるのはとても困難です。
絶滅危惧種という言葉が興味をそそり盗掘を招いているのかもしれません。