野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

子猫

2007-12-01 19:01:29 | 想う事


写真を撮っていたら、藪の中から2匹の子猫が出てきました。
「きゃぁ、可愛い!!」とは言ったものの、ここは公園の真っ只中、捨て猫である事は間違いありません。しかし、妙に人慣れしています。そのうち、次から次に6匹の猫が姿を現しました。大きい猫はやや警戒しながら離れた場所から様子を伺っています。
一番小さな子猫が、木の上に何かを見つけたのか突然駆け上って行きました。その素早い事!



一体、何匹の猫がいるのか、藪の中を覗いて見ると発泡スチロールと傘で、小屋らしき物が作られていました。きっと誰かが餌付けをしているのでしょう。

野山を歩いていると、時々捨てられたと思える子猫が悲しそうな声で近寄って来る事があります。よしよしと声をかけるものの、どうしたらいいのかと心が揺れ動き、どうする事も出来ない罪悪感を感じながらそっと離れます。

猫鍋がブームだと聞きます。家の中で家族の一員として過ごす猫のいる反面、これからの寒さに耐えながら野で過ごさないといけない、捨てられた猫もいるのです。