カラスウリ ウリ科
名前の由来を調べていたら次々と新しい事(私にとって)が分ってきました。
名前の由来・・漢字で書くと唐朱瓜(からしゅうり)。実の色が朱墨の原料
である辰砂の鮮やかな朱色に似てるから。
辰砂とは・・・鉱物の一種で、熱すると亜硫酸ガスと水銀に分解される。
英名ではギリシャ語でそのままKinnabaris=赤い絵の具。
神聖な色として旧石器時代~縄文時代、埋葬品に塗られたり
振りかけて使われていた。
西日本では弥生時代のおわりから使われるようになった。
と書かれていました。実や根も生薬に使う為栽培されているようです。
根を乾燥したものは王瓜根(おうがこん)。
種の乾燥したものは王瓜子(おうがし)。
根を粉にしたものは天瓜粉(てんがふん)・・・汗対策に。
テンカフンの名はここからきてるんですね。
生の果肉は皮膚の荒れ止めや、しもやけ、ひびに使用されていたようです。